スピンオフ作品『ブラックリスト リデンプション』の評価は?見る前に押さえておきたい基本情報と感想

海外ドラマ『ブラックリスト リデンプション』

スーパー!ドラマTVで放送が始まった『ブラックリスト リデンプション』(原題:The Blacklist: Redemption )。

犯罪サスペンスドラマ『ブラックリスト』のスピンオフ作品である『ブラックリスト リデンプション』の基本情報や感想をまとめてみました。

基本情報のところはネタバレなしですが、第1話の感想以降にはネタバレが含まれているので注意してください。

『ブラックリスト リデンプション』

『ブラックリスト リデンプション』は大人気の犯罪ドラマ『ブラックリスト』のスピンオフ作品。

アメリカでは2017年2月から放送。本家『ブラックリスト』シーズン4の第15話放送後の中休みに放送されたようです。

『ブラックリスト』に出演しているトム・キーンが主人公。 トムはエリザベス(リズ)の謎多き夫。心優しい教師のフリをしていましたが、実は潜入工作員。 色々あったトムとリズですが、赤ちゃんが生まれ、今は復縁。

潜入工作員として育てられたトムには隠された過去が。 『ブラックリスト』シーズン3で登場したスーザン・“スコティー”・ハーグレイヴという人物が母親だとレディントンに知らされたトム。

スコティーが経営する会社の秘密傭兵組織“グレイ・マターズ”に雇われ、ミッションをこなしながら、自分の生い立ちや両親について迫っていくというスパイアクション・ドラマです。

タイトルの「リデンプション」は「贖罪」という意味。 本家『ブラックリスト』シーズン3の第21話「スーザン・ハーグレイヴ」と第22話「アレグザンダー・カーク(前編)」が、『ブラックリスト リデンプション』に続く紹介エピソードとなっています。

本家『ブラックリスト』でトムとリズの結婚式を襲って印象を残したソロモンも登場。

『HAWAII FIVE-0』に出演し、『LOST』のロック役で知られるテリー・オクィンも出演。

リズ役のメーガン・ブーンやFBIの本部長クーパー役のハリー・レニックスもゲスト出演しています。

『ブラックリスト リデンプション』は全8話。シーズン1で打ち切りになっています。

『ブラックリスト リデンプション』の評価

  • IMDbの点数 7.2(4,380人の評価)
ちなみに、本家『ブラックリスト』のほうは
  • IMDbの点数 8.1(133,248人の評価)

IMDbの点数の目安

海外大手映画データベースIMDb(インターネット・ムービー・データベース)の点数は10点満点評価。IMDbユーザーがつけた平均点が表示されます。感覚的には、評価の人数が多く、6.5点以上ならまあまあ、7点台なら楽しめる作品、8点以上は傑作になっていると思います。

『ブラックリスト リデンプション』のキャスト

 ※年齢は2017年現在のものです。
トム・キーン

『ブラックリスト リデンプション』の主人公。人気のあるキャラクターですが、第1話しか登場しないはずだったそう。 今やトムのいない『ブラックリスト』は考えられませんね。3歳の頃にハーグレイヴ夫妻のところから誘拐されていたことが明らかに。

演じているのは…
ライアン・エッゴールド(Ryan Eggold)

1984年8月10日、カリフォルニア州生まれ。 身長183㎝。年齢33歳。 『新ビバリーヒルズ青春白書』で高校教師のライアン役を演じて注目されました。

自ら脚本・制作・主演を手掛けた短編映画も制作。バンドではギターやピアノを弾き、歌を披露。ミュージシャンとしても活躍しています。結婚はしていない模様。

スーザン・“スコティー”・ハーグレイヴ

本家『ブラックリスト 』シーズン3の第20話から登場した秘密傭兵組織“グレイ・マターズ”を指揮する女性。 トムのことが誘拐された息子クリストファーであることは知りません。その美貌にも注目のキャラクター。

ちなみに、スコティーが口ずさむ早口言葉は"Rubber baby buggy bumpers" 「ベビーカーのゴムバンパー」という意味だそうで、英語の早口言葉として一般的なものだそう。

演じているのは…
ファムケ・ヤンセン(Famke Janssen)

1964年11月5日、オランダ生まれ。身長182㎝。年齢53歳。映画『007 ゴールデンアイ』で暗殺者ゼニア役、 映画「X-MEN」シリーズのジーン・グレイ役で知られるファムケ・ヤンセン。

ドラマでは、『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』や『殺人を無罪にする方法』に出演しています。 私生活では、 『パラノーマル・アクティビティ2』で知られる映画監督トッド・ウィリアムズと1995年に結婚しますが、2000年に離婚しています。

マティアス・ソロモン

結社に雇われ、レッドを追っていた殺し屋。元CIAの一員でしたが、残忍すぎたため解雇。 結社に始末されそうになりますが、スコティーに雇われて、トムとリズの結婚式を襲撃。リズの誘拐しようとした人物。

本家『ブラックリスト 』シーズン3の第22話でトムに撃たれましたが、死んではおらず姿を消していました。

演じているのは…
エディ・ガテギ(Edi Gathegi)

1979年3月10日、ケニア・ナイロビ生まれ。身長185㎝。年齢38歳。 ドラマ『ヴェロニカ・マーズ』、『Dr.HOUSE』などにゲスト出演。

仮想通貨「ジェンコイン」の立ち上げを描いたマーティン・フリーマンとアダム・ブロディも出演するドラマ『STARTUP スタートアップ』では、マイアミのギャングを演じています。

映画『トワイライト』シリーズではドレッドヘアのヴァンパイア ローラン役で出演。『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』ではミュータントのダーウィンを演じています。

ネズ・ローワン
“グレイ・マターズ”の女性工作員。
演じているのは…
タウニー・サイプレス(Tawny Cypress)

1976年8月8日ニュージャージー州生まれ。身長168㎝。年齢41歳。 『HEROES/ヒーローズ』にシモーヌ・デヴォー役で出演。『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』ではシェリー・ロリンズ・マリー役を演じ、『SUPERGIRL/スーパーガール』にもゲスト出演しています。

デュモント・デ・ソート
“グレイ・マターズ”を後方支援する天才ハッカー。
演じているのは…
アドリアン・マルティネス(Adrian Martinez)

ニューヨーク生まれ。身長173㎝。年齢は明らかにされていないようです。 ドラマ『LAW & ORDER』、『GOTHAM/ゴッサム』などにゲスト出演。 映画では、『アメリカン・ハッスル』や『フォーカス』、『バッド・ウェイヴ』に出演しています。

※ここから『ブラックリスト リデンプション』のネタバレがあります。注意してください。

『ブラックリスト リデンプション』第1話のあらすじ

スコティーに仕事を依頼されたトム。元CIAの非公式諜報員アンナ・コープランドと息子がリーランド・ブレイに誘拐され、2人の救出を試みる。

2人は別々に無事助け出されるが、リーランドの死と息子の無事を知らないアンナは体内に仕掛けられた爆弾で仲間のCIA諜報員を殺そうとする。 しかし、トムたちが事情を説明し、爆弾を解除。

トムは飛行機事故で死んだはずの父親ハワードが生きていることを知る。ハワードによるとスコティーが細工して飛行機事故を起こし、殺害を計画。会社を乗っ取り、おそろしいことを企んでいるという。

トムはスコティーの組織に潜入し、スコティーの目的を探ることを決意する。

『ブラックリスト リデンプション』第1話の感想

なんと生きていたトムの父親!!  トム(クリストファー)の誘拐も会社を手に入れるために仕組まれたことらしいと発覚。 リズと言い、トムと言い、生い立ちに秘密があり過ぎですね。

トムのパパ ハワードを演じるのは、『HAWAII FIVE-0』に出演し、『LOST』のロック役で知られるテリー・オクィン。

今回の任務は誘拐された親子を助け出すこと。 誘拐されたアンナ・コープランドを演じているのは、カーラ・ブオノ。『マッドメン』や『PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット』『ストレンジャー・シングス 未知の世界』に出演しています。

なんとトムはまたしてもミスター・ソロモンと組むことに。 トムに撃たれて姿を消したソロモンはしぶとく生きていましたね。 馴れ馴れしいハグが逆に怖い…。

秘密傭兵組織“グレイ・マターズ”のメンバーとして任務をこなしていくトム。 タキシードでスコティーとパーティーに潜入。トムとスコティー、2人は親子に見えない…。 しかも、スコティーの太ももに隠してあった装置からコピーしたカードキーを取り出すシーンがセクシー過ぎ。

スコティーが頻繁に口ずさむ早口言葉は"Rubber baby buggy bumpers." 「ベビーカーのゴムバンパー」という意味だそうで、英語の早口言葉として一般的なものだそう。

トムが続けた"She sells seashells by the seashore."(彼女は海辺で貝殻を売る)も英語の早口言葉としてよく知られているものだそうですよ。 日本で言う「生麦生米生卵」や「隣の客はよく柿食う客だ」と同じで、英語にも早口言葉があるんですね。

任務にはハイテクな機器が利用されていました。コンタクトレンズ型カメラに、間取りを読み取る装置などなど。 後方支援をし、トムをトムトムと呼ぶハッカーのデュモントはコンタクトレンズ型カメラで美女の入浴をのぞき見。これも役得?!

情報を吐かせるために飛行機のシミュレーターを利用したり、プールの底を爆破してターゲットを捕獲したりと大胆。 さすが、大企業の組織。資金力もあり、装置も充実していますね。

トムの父親ハワードの話は本当なのでしょうか? 心の底から夫ハワードの死と息子の誘拐を悲しんでいるように見えるスコティー。これが演技だったら、おそろしい…。

トムが息子だと知らないスコティー。いつトムが息子だと気付くのでしょうか? そして、会社を手にしたスコティーには本当におそろしい計画があるのでしょうか?

もしやこれは、スコティーとハワードの壮大な夫婦喧嘩? トムはそれに巻き込まれていく??

本家『ブラックリスト』と比べてしまうと物足りなさがある『ブラックリスト リデンプション』。 やはり、レディントンのカリスマ性はすごい!ということを実感。

そして、本家『ブラックリスト』では魅力的な悪党が登場しますが、『ブラックリスト リデンプション』では違うようです。 第1話を見る限りでは、誘拐犯は極悪だけど魅力的とは言えない、印象に残らない悪党でした。犯人よりもミッション中心に展開する模様。

個人的には、ミスター・ソロモンの登場がうれしいです。 打ち切りになってしまった『ブラックリスト リデンプション』ですが、どんな結末になるのか楽しみ。本家『ブラックリスト』と、どのように絡んでいくのか気になります。

ちなみにスーパー!ドラマTVの『ブラックリスト リデンプション』CMで流れる曲はSkilletの"Feel Invincible"という曲だそうです。

Skillet - "Feel Invincible" [Official Music Video]

"Feel Invincible" off the new album UNLEASHED available now iTunes: http://smarturl.it/SkilletUnleashed Google Play: http://smarturl.it/SkilletUnleashed_GP Amazon: http://smarturl.it/SkilletUnleashed_A Spotify: http://smarturl.it/StreamSkillet FEEL INVINCIBLE Target on my back Lone survivor lasts They got me in their sites No surrender no Trigger fingers go living the dangerous life Hey hey hey everyday when I wake

本家『ブラックリスト』シーズン5はスーパー!ドラマTVで2018年1月30日(火)に放送が開始される予定です。こちらも楽しみですね。

『ブラックリスト リデンプション』第2話「ケヴィン・ジェンセン」のあらすじ

架空の独裁国家カルキスタンで、エンパイア・タイムズ紙の海外特派員ケヴィン・ジェンセンがCIAだと疑われ、逮捕される。拷問されて処刑される可能性が高いが、政府は救出に消極的。

ケヴィンの母親と親しく、ケヴィンを息子のように思っているスコティーは救出のためトムたちを送り込む。 トムたちはカルキスタンに潜入し、ケヴィンを刑務所から助け出し、アメリカ大使館に逃げ込む。しかし、ケヴィンは銃撃戦に巻き込まれ死亡。 実はケヴィンはジャーナリストではなく、CIAの諜報員だったと判明する。

感想

幼い頃、誘拐される前にトム(クリストファー)と友達だったケヴィンが登場。 なんとケヴィンはCIAでした。トムもケヴィンも潜入工作員になっていたとは妙なめぐり合わせ。

今回使用された装置は、トラックの荷台を鏡やレンズで空に見せるもの。 マジックやイリュージョンに使われていそうな技術ですが、気温差が弱点。

武器を失ったトムが会った調達屋を演じているのは、トニー・アメンドーラ(Tony Amendola)。 おとぎ話をモチーフにしたドラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』では、ピノキオの父親となるゼペットじいさん役で出演しています。

取引条件として娘の歌手デビューを頼まれることに…。 ブリトニー・スピアーズの 『Baby One More Time』をノリノリで歌う調達屋の娘。 微妙な歌を聞かされ、トムトムも苦笑い。

警察に紛れ込み、ケヴィンを刑務所から助け出すことには成功。しかし、ケヴィンは取材メモが入ったパソコンやカメラを取りに戻ってしまい追われることに。隣のおばちゃん、激怒! 警察がゾロゾロ集まり、肛門科医になればよかったと愚痴るソロモン。なぜ、そのチョイス…。

やっとアメリカ大使館についたトムたちでしたが、銃撃戦でケヴィンは死亡。 トムはケヴィンが命懸けで取りに戻ったパソコンやカメラを死守。 このシーンは最終回ぽっくなっていましたね。

ケヴィンがCIAだったことを家族にも隠し通すことになるスコティー。「わが子が何者か母親が知らないなんてね」というスコティーのセリフがトムに突き刺さることに…。

まさかのバッドエンドだった今回のミッション。 楽しい思い出の誕生日会の映像が、悲しいものに…。 次回はロシアでの任務になるようです。

『ブラックリスト リデンプション』第3話「アメリカ合衆国インディペンデンス」のあらすじ

ロシアでハワードが進めていたノーススター作戦が実行される。 この作戦を知らなかったスコティーは他にも夫ハワードが隠れて何かをしていたかもしれないと調べ始め、息子のクリストファーを探していたと知る。

ノーススター作戦でわざと墜落させた飛行機の事故調査と称して、ロシアの秘密施設の実態を探るトム。 そこはアメリカの田舎町そっくりに作られたインディペンデンスという町。

トムとネズはインディペンデンスに潜入。 そこでは、アメリカにいる実在の人物の替え玉が作られ、整形手術まで行われていた。

ロシアはアメリカに瓜二つの替え玉を送り込み、アメリカ人がアメリカを攻撃したように見せかけようとしていた。 替え玉たちが民兵組織を装って、裁判所で爆弾を爆発させようとしていたが、阻止。

ノーススター作戦の成果をトムから聞いたハワードは本物のスコティーは30年前に交通事故で殺され、今のスコティーは替え玉だと言う。

『ブラックリスト リデンプション』第3話「アメリカ合衆国インディペンデンス」の感想

まさかスコティーは偽者!?

ハワードは躁鬱病のようですね。 『ホームランド』のキャリーも同じ病気でした。 薬を飲んでいないというハワード。 妄想なのか、本当なのか?

スコティーはあと一歩で、息子クリストファーが目の前にいるトムだと突き止めそう。

今回は、ロシアに潜入。 アメリカそっくりの町で暮らすことに。

やり過ぎなくらい星条旗が飾られている体育館。 さらに、別人を演じることに耐えられなくなった女性は星条旗柄のカーディガンを着ていました。 この女性は始末されてしまったようです。 さすが、おそロシアですね。

兵士だったおじいちゃんのIDカプセルを形見として持っているリーダーの女性が冷徹。 インディペンデンスの見せかけだけの完璧なフリが気味が悪いですね。

いきなり夫婦ごっこが始まったり、ついていけない…。 整形まで行われているとは。

偽の結婚指輪には追跡装置まで。 トムの偽の妻シンシアは車に轢かれて、さようなら。偽装の結婚生活はあっさり幕を閉じたのでした。

インディペンデンスで配られているペットボトルの水には能力を向上させる薬が盛られていました。湿疹は汚染された地下水のせいではなかったんですね。

その薬のせいで、薬を絶っていたネズは薬を再開。依存症だったネズを立ち直らせたのは、ハワードだったそう。

薬物依存症が再発してしまったネズ。 大丈夫なんでしょうか。売人にも残念がられていました…。

ちなみにネズが薬の作用を和らげるとトムに勧めていた5-HTPは不眠症対策のサプリメントとして販売されています。

ミスター・ソロモンは爆弾を阻止するのに活躍。スナイパーに3人を一気に始末させるところはカッコよかったですね。

スコティー偽者疑惑が持ち上がった今回のエピソード。 偽者なら何か企んでいるのも、ありえますね。 本当にスコティーは偽者なのでしょうか?

『ブラックリスト リデンプション』第4話「ダヴェンポート作戦」のあらすじ

CIAの極秘施設から5人の囚人が脱走。表にできないため、スコティーたちが捜索を頼まれる。

3人はアパートの部屋に侵入したと判明。すぐにトムたちが捕まえる。 脱獄の首謀者はハクティビストとして活動していたブライアン・メイヒュー。

ブライアンの仲間であるデュモントの弟の電話をもとに、ブライアンがいた場所を突き止める。 ブライアンはインターネットのセキュリティーを制御できるキーを狙っていた。

ブライアンはキーを使い、ミサイルの設計図をイランに売ろうとしたのは別人だと無実を証明しようとしていた。

ブライアンの話は事実で、セキュリティー会社のジャックが国のサイバーセキュリティーが甘いことを示すため、部下にブライアンをハメさせていた。 その後、セキュリティーを高めるために政府との巨額な契約を得ていたことが判明し、ジャックはは捕まる。

スコティーは息子の養父母に会いに行くが、ハワードが先に手を打ち、偽の養父母を手配していた。 そして、スコティーを信用させて「ホワイトホール」 という極秘プロジェクトについて聞き出せとトムに言う。

『ブラックリスト リデンプション』第4話「ダヴェンポート作戦」の感想

ちょっとややこしい展開だった今回のエピソード。

デュモントの弟が登場。 兄のデュモントとは犬猿の仲で、敵対心丸出し。でも、同じハッカーなんですね。

ハクティビストのブライアンは実は悪人ではなく、ハメられた被害者でした。

ハクティビストとは社会的な目的でハッキングをするハッカーのこと。

ハクティビストとは - IT用語辞典 Weblio辞書

ハクティビストとは?IT用語辞典。 別名:政治的ハッカー【英】hacktivistハクティビストとは、サイバー犯罪に関する用語で、社会的・政治的な主張を目的としたハッキング活動(ハクティビズム)を行う者のことである。ハクティビストの主な...

それにしても、どんな映像も吸い上げられているというのが怖いですね。 現実でも、もはやそうなっているのでしょうか…。 今回は無実の証明に使われた映像も悪用されたらと思うとおそろしい。

脱獄事件は他の脱獄者4人も捕らえられ、一件落着。 脱獄した3人を捕まえた後に警察をごまかす芝居は面白かったですね。 ソロモンとトムが排水口の修理をめぐって言い争いに。白熱の演技で警察を追い払うのに成功。

ソロモンはスコティーに命じられてトムを尾行。ハワードに行き着いてしまうのでしょうか? ネズは前回から薬物依存症が再発。さらに、クスリを買うネズ。任務に影響が出そう…。

スコティーは息子の養父母に会い、ついにクリストファーを見つけたと期待しますが、養父母は偽者。 寝返ったと思った私立探偵はハワードの指示で動いていたことが判明しました。

ついにスコティーにトムの正体がバレてしまうかと思いきや、ハワードのほうが一枚うわてでしたね。

「ホワイトホール」とは一体何のプロジェクトなのでしょうか? 南アフリカの倉庫で行なわれて、スコティーが隠したがっているという「ホワイトホール」。

スコティーは実は替え玉疑惑が出た前回。 そのことも関係がある??

そして、スコティーが頻繁に雇っている男性トレヴァーとアシスタントのキャットも怪しい気が…。

トレヴァーの本名はダン。スコティーのアシスタントであるキャットもダンと関係をはじめたようです。

このダンもスコティーの会社の情報を狙っているのでしょうか…。

『ブラックリスト リデンプション』第5話「ボレアリス航空301便」のあらすじ

飛行機が墜落し、飛行機で極秘に輸送されていた物が盗まれる事件が多発。盗まれたサリンはドイツの国粋主義者が使用し、難民を殺害するのに利用されていた。

トムとソロモンはハイジャックされる飛行機に客室乗務員として乗り込む。

元特殊部隊のハイジャック犯たちの目的はKR-20の設計図を知っているというジェニファーだった。

犯人の1人はジェニファーのストーカーのブラドック。 ブラドックは仲間をだまして、元恋人のジェニファーを取り戻すために利用したのだった。

一方、トムは暗号を解読するパスワードをスコティーの金庫から盗み見るようにハワードから指示される。

「FALCON」(ファルコン)というパスワードとコミックを使って暗号を解こうとするハワード。 暗号は解けず、トムはすべてはハワードの妄想だと考え、スコティーに自分が息子だと打ち明けようとする。

しかし、スコティーのデスクに「TELEFORCE」というコミックがあるのを見つけて思い留まる。

「TELEFORCE」で暗号を解読して突き止めた住所に向かうと、ソロモンがハワードを連行していた。

『ブラックリスト リデンプション』第5話「ボレアリス航空301便」の感想

飛行機のハイジャック事件は国家的陰謀かと思ったら、ストーカーの元カレの仕業…。 飛行機の乗客を犠牲に、仲間も皆殺しにして、追いかけてくるストーカー男が怖すぎ。

ジェニファーへの執着心が強すぎて、もはや思考回路が理解不能でついていけないですね。

それにしても、物や人を盗むために飛行機を墜落させて他の乗客を犠牲にしてしまうことにゾッとしますね。

プラスチックの銃に、ガラスにヒビを入れる丸い装置、電波妨害装置など犯人たちのハイジャックの準備は万端。

プラスチックの銃なら金属探知機にも引っかかる恐れなし。 現実に、こんな風に銃が持ち込まれたら、防ぎようがなさそう…。

そして、トムとソロモンは客室乗務員として潜入。2人とも制服姿が似合っていましたね。

トムのせいで、ソロモンは嫌がっていた救命胴衣の装着を実演するハメに。 トムとソロモンのやりとりが漫才のようで、面白いですね。

飛行機から落ちたソロモンは犯人の1人のパラシュートに捕まって、無事に助かっていました。不死身の男ソロモン。ソロモンのコードネームは「青ひげ」のようですね。冷酷な殺し屋にはぴったり⁉

青ひげ - Wikipedia

新妻が鍵を落としたその日の晩、外出から戻った青髭は新妻から預けた鍵束を受け取るが、立入禁止とした小部屋の小さな鍵が無かったことから、これを咎め、持ってこさせたものの、血の付いた小さな鍵を見て青髭は新妻が何をしたかを悟った。青髭に「小さな鍵の小部屋」を開けたことを咎められて殺害されそうになった新妻は、訪問の約束をしていた兄をあてにし、最後の祈りの時間と称して引き延ばしを図ったものの最期の瞬間が...

ソロモンは13歳のときに始めて高利貸しの男を殺したことが明らかに。 貧しい暮らしで、母親を助けるために殺人をしたというのが切ないですね。

ハイジャック犯たちはブラドックに裏切られ、死亡。まさか、元カノ目的とは思いもよらなかったはず。でも、殺されても当然のことをしてきた罰で、自業自得としか思えない…。

一方、トムはハワードが手に入れた暗号を解読するパスワードを入手。

「FALCON」(ファルコン)というパスワードとコミックで暗号解読。 スパイの暗号として、本を使うのはよく見ますが、コミックを使うのには驚き。

トムもいい加減ハワードの妄想だと思い始めることに。しかし、コミックを使うのは本当で、暗号は実在していました!

ハワードの言っていたことの一部は確実に本当のようです。

どうやらスコティーも「ホワイトホール」については知らないようですね。 「ホワイトホール」とは、どんな作戦で誰がおこなっているのか気になります。

スコティーに忠実なソロモンがハワードを連行。ついに死を偽装したハワードが見つかってしまいました。 トムとの作戦も危うくなりそう。トムの娘のアグネスはもうすぐ1歳。アグネスのおじいちゃんとおばあちゃんは一触即発⁉ ハワードの運命はどうなるのか次回が楽しみです。

『ブラックリスト リデンプション』第6話「人質」のあらすじ

ソフトウェア会社の重役のラングとその一家が誘拐される。 誘拐したのは、元ブラジルの諜報員で誘拐ビジネスを専門にしているディエゴ・ロチャ。 スコティーたちは誘拐時の身代金を請け負う保険会社に雇われ、ロチャと交渉をすることに。

ロチャの要求は金ではなく、息子のように思っているカンタラたっだ。 カンタラはFBIに逮捕されていたことになっていたが、実はロチャの組織から抜けるため情報提供者になっていた。 カンタラは家族のためにも隠れて暮らさずに済むように協力するが、ロチャの上には保険会社のバートンが黒幕として誘拐を仕切っていた。 救出時にカンタラはバートンに殺されそうになるが、ロチャが阻止する。

一方、スコティーに捕まったハワードは病院で拘束されていた。 ハワードを助け出そうとしたトムは病院の防犯カメラにうつってしまい、スコティーはトムの始末をソロモンに命じる。 ハワードはトムが息子だと打ち明け、トムの暗殺命令を中止させるのだった。

『ブラックリスト リデンプション』第6話「人質」の感想

今回は誘拐ビジネスを行う犯罪者が登場。 なんと黒幕は保険会社の男! 子どもがとったロチャのケータイが手掛かりに。誘拐された状況でケータイをスるなんてスパイの素質がある子ですね。

最初はカンタラを本当に助け出そうとしていたロチャとバートン。 カンタラのFBIへの情報提供がバレて消そうという計画かと思ったら、助け出そうとしていたことにびっくり。

人を家畜のように扱うサディスト野郎だった保険会社のバートン。 脚の血管を切って拷問するところがいかにも極悪人。

カンタラを救出するときには、鼓膜破壊装置を使用。 高周波音で攻撃したようですね。耳がキンキンしそう。 最後は息子のように思っていたカンタラを救ったロチャ。 誘拐ビジネスを取り仕切る冷酷な人物にも親心があったようです。 それだけは救いですね。

ロチャを演じているのは『デビアスなメイドたち』や『メンタリスト』など数多くのドラマにゲスト出演しているアレックス・フェルナンデス。

一方、スコティーに生きていることがバレ、拘束されてしまったハワード。 甲斐甲斐しく世話をするふりをしながら、 電気ショックで拷問するスコティーがおそろしい。

トムは、クスリをやめさせてくれたハワードを恩人と慕っていたネズに生きていると打ち明けることに。 薬物依存症が再発してしまったネズですが、クスリを断つことを決意してよかったですね。 それにしても、ネズは事件のスリルを味わうことをやめられないアドレナリン中毒っぽいところが。

ついにトムの正体を知ったスコティー。 直前にはソロモンにトムの暗殺を命令。 ハワードの仲間だと知って、すぐに殺そうとするスコティー。 トムが息子だと打ち明け、「家族で唯一まともな人間の命を救おう」と言うハワード。 リズをだまして結婚したトムもまともとは言えない気がしますが…。

中止を命令したのに引き金に指をかけるソロモンにドキドキ! トム暗殺を中止した直後に「弾をぶち込みたくなる?こっちもそうだ」と言うソロモンの冗談ではない冗談が皮肉ですね。

最後は泣き崩れていたスコティー。 トムが息子だと知ったスコティーはどう出るのでしょうか? 残り2話。どんな結末を迎えるのでしょうか?「ホワイトホール」のことも気になりますね。

『ブラックリスト リデンプション』第7話「ホワイトホール(前編)」のあらすじ

スコティーに息子だと気付かれたトムは「ホワイトホール」について知っていることを話すように拷問される。なんとか逃げ出したトムは、ハワードと接触。アータックス・ネットワークを利用して、ハルシオンをハッキング。 「ホワイトホール」の荷物が運ばれた倉庫へ向かう。その倉庫にはリチャード・ホワイトホールが監禁されていた。「ホワイトホール」は人の名前だったことが判明する。

ホワイトホールは飛躍的に機能が向上し、プライバシーもなくなる量子コンビューターを実現させようとしていた。 ハワードは記者会見を開き、生きていることを公表。会社ハルシオンを取り戻すことを宣言する。

『ブラックリスト リデンプション』第7話「ホワイトホール(前編)」の感想

まさか「ホワイトホール」が人だったとはびっくり。 今回は本家「ブラックリスト」からリズ役のメーガン・ブーンや、FBI本部長クーパー役のハリー・レニックスが登場。 ハワードが病院から出られるように力を貸してくれました。

スコティーはトムを拷問。息子だと知ったのに、ソロモンに拷問させるスコティー…。敵には容赦なく冷酷ですね。

ハルシオンをハッキングするするために利用したアータックス・ネットワークは本家『ブラックリスト』シーズン3の第20話で登場しています。

フライパンなどでパラボラアンテナを手作りするトムとハワード。ハワードは技術的なことに詳しく、トムもついていけないほど。 自由は奪われてしまう危険があると話すハワード。ハワードの昔話に出てきたルイ・アームストロングは サッチモ (Satchmo) という愛称でも知られるジャズ・シンガー。ジョン・レノンはイギリスのロックバンド ザ・ビートルズのメンバー。 ウィリー・メイズはメジャーリーグの野球選手。 つかの間の親子の時間を過ごしたトムとハワードでしたが、スコティーに追われることに。

リチャード・ホワイトホールに行きついたトムとハワード。量子コンピューターの研究をしているリチャード・ホワイトホールが監禁されていました。

量子コンピュータ

「量子コンピュータ」とは - 量子力学の原理を情報処理に応用したコンピュータのこと。英国の物理学者デイヴィッド・ドイッチュによって発案された。 極微細な素粒子の世界で見られる「状態の重ね合わせ」を利用して...

量子コンピューターは従来のスーパーコンピューターよりも速く計算することが可能だそう。

スコティーのアシスタント キャットはトレヴァーとの関係がバレてしまいました。 日本のヤクザの儀式 指詰めのことを話すスコティー。こ、こわい…。

「こんなぶっ壊れた家族は見たことがない」というソロモン。確かに複雑すぎて、めちゃくちゃ。 リチャード・ホワイトホールを取り戻すため、正面突破を試みるハワード。 記者会見でスコティーに宣戦布告。 スコティーとハワードの争いはさらに激しさを増しそうです。 ついに次回で最終回。どんな結末を迎えるのでしょうか?

【最終回】『ブラックリスト リデンプション』第8話「ホワイトホール(後編)」のあらすじ

ハワードは監禁されているリチャード・ホワイトホールを救い出すため、役員会を利用し、ハルシオンのビルを乗っ取る。 ビルに侵入したトムたちは無事にホワイトホールを救い出すことに成功。

逃走したスコティーは自分が不正な会計処理をした証拠である内部調査報告書を役員に見せられる。 不正な資金が使用されている施設では、ホワイトホールが考案した量子コンピュータ―の試作品が製作されていた。 スコティーは何も知らず、ハワードにハメられたことを知る。

スコティーのアシスタントのキャットは資金が動かされたのがトレヴァーと会っていた時だと気付く。 トレヴァーはハワードのスパイだった。

トレヴァーにアイスピックで刺されながらも、キャットはロウソク立てで反撃し、トレヴァーを殺害。 トムにハワードが黒幕だった証拠を渡す。

『ブラックリスト リデンプション』第8話「ホワイトホール(後編)」の感想

ハワードのほうが黒幕でしたね。妻だったスコティーを陥れ、息子のトムも利用して欲しいものを手に入れるハワードがおそろしい…。最後は試作品の完成を前にして満足げ。

デジタル時代の聖杯だという量子コンピューターがハワードによって悪用されてしまうのか?  ハワードの真実を知ったトムはどうするのか?  上手く逃げ出したソロモンの行方は?  など、シーズン1で打ち切りになってしまったため、この後の展開は想像するしかありません…。

本家『ブラックリスト』にソロモンやハワードのことが出てくるとうれしいですね。 トムはシーズン5に登場。トムの活躍は引き続き『ブラックリスト』で楽しむことができそうです。

ターフェアイトというダイヤより希少な宝石でネズのクスリの売人たちに仕事を頼むハワード。 ターフェアイトという宝石は初めて知りました。紫色できれいな宝石ですね。

フィクションや海外ドラマでもよく話に登場する「シュレディンガーの猫」の話をするリチャード・ホワイトホール。思考実験で実際に猫を殺す実験ではないので、ご安心を。

トムがネズをきょうだいのように思っているというところはほっこり。 ソロモンは小説『白鯨』の話をして、自分だけ沈みゆく船から脱出。デュモントがトムに対して「ソロモンが会いたがってると思うよ」というのが笑ってしまいますね。

トムとソロモン、因縁の対決は引き分けと言ったところでしょうか…。 ソロモンも本家『ブラックリスト』にもぜひ登場してほしいですね。

愛人として雇っていたトレヴァーがハワードのスパイでした。何か胡散臭いと思ったら、やはり魂胆が…。 最後はキャットに殴り殺され、血まみれに。 シーズン1で打ち切りになってしまったため、ちょっと中途半端なところで終了したのが残念ですね。

スーパー!ドラマTVでは、『ブラックリスト』シーズン5の放送が開始されました。 トムの活躍にも注目ですね。

ドラマの中で流れた曲

第1話「リーランド・ブレイ」

  • Give It Up or Turnit a Loose - JAMES BROWN
  • All Night - ROMARE
  • My Girl - MUSIQ SOULCHILD & MUSIQ

第2話「ケヴィン・ジェンセン」

  • Baby One More Time - ブリトニー・スピアーズ
  • After All Is Said and Done - JUNIP
  • Familiar Ground - THE CINEMATIC ORCHESTRA

第3話「アメリカ合衆国インディペンデンス」

  • The River - SON LITTLE
  • You've Been Spiked - CHRIS JOSS
  • Don't Forget About Me - CLOVES

第4話「ダヴェンポート作戦」

  • Bossta - FUNCTION & RED

第5話「ボレアリス航空301便」

  • Karma (Hardline) - JAMIE N COMMONS

第6話「人質」

  • Found a Child - BALLIN' JACK
  • Gentle - LOW
  • How Low - JOSÉ GONZÁLEZ

第7話「ホワイトホール(前編)」

  • Spirit In the Sky - NORMAN GREENBAUM

第7話「ホワイトホール(後編)」

  • Unholy War - JACOB BANKS
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