『マスケティアーズ パリの四銃士』シーズン1第9話 「王妃の危機」 ネタバレ注意!

  • 『マスケティアーズ パリの四銃士』シーズン1第9話 「王妃の危機」
  • The Musketeers Season1 Episode9 "Knight Takes Queen"
シーズン1第8話 「銃士隊と親衛隊」 前回のあらすじはこちら
マスケティアーズ パリの四銃士
ネタバレ注意!

あらすじ

枢機卿は王妃を暗殺するよう命令する

アンヌ王妃は子宝に恵まれるというブルボンの湯治場に来ていた。銃士になったばかりのダルタニアンたちは王妃の護衛に当たる。

一方、宮廷にはメレンドルフ伯爵が娘のシャルロッテの婿探しにドイツからやってきていた。ワインで酔った国王はアンヌ王妃が死んで、積極的なシャルロッテが妻になれば完璧だと枢機卿にこぼす。

枢機卿の命をうけたミレディはギャラガーに王妃を殺すように依頼する。

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アラミスと王妃は結ばれる

アンヌ王妃はギャラガー率いる暗殺団に命を狙われる。アトスとアラミスは王妃を連れて修道院に籠城し、ダルタニアンとポルトスはパリに援軍を呼びに行く。

相手が兵士だと見抜いたアトスは手を引くように言うが、聞き入れられない。

修道院にはアラミスが結婚しかけた相手イザベルがいた。イザベルはアラミスの子を流産した後、自分の意志で修道院に入りシスター・エレーヌになっていた。イザベルはアラミスが結婚に向いていないと見抜いていた。

修道院は暗殺団に攻め込まれそうになるが、修道女たちの活躍によって暗殺団は一時撤退する。

敵は地下から侵入。イザベルは人質に取られ、撃ち殺されてしまう。王妃は悲しむアラミスを慰める。アラミスと王妃はベッドを共にするが、それを知ったアトスは正気じゃないとアラミスを責める。

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暗殺団の黒幕を探す銃士隊

援軍を呼びに向かったダルタニアンとポルトスは追ってきたギャラガーの手下を迎え撃ち、片付ける。手下は手の形のタトゥーをし、約束手形を持っていた。

トレヴィル隊長に報告を受けた枢機卿は王妃暗殺が失敗し、約束手形という証拠が残っていたことを知り、焦る。王妃暗殺の黒幕であることが判明するのを恐れた枢機卿はミレディに約束手形の件を片付けるように言いつける。

ダルタニアンたちは約束手形が現金化された金貸しの元へ。金貸しはすでに殺され、約束手形を振り出したのはドイツの伯爵ダニエル・メレンドルフと帳簿に記されていた。帳簿には手の形のタトゥーと同じ印が残されていた。

手の形の印はアイルランドでカトリックの領主だったが、追放され領地を奪われたヒュー・オニールの印だった。暗殺団はオニールの護衛兵だったことが判明する。ダルタニアンはジャスミンの香水のにおいに気が付くが、隠れていたミレディはなんとか逃げる。

トレヴィル隊長は暗殺がダニエル・メレンドルフ伯爵の計画したものだとは思えなかった。

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銃士隊は暗殺の黒幕が枢機卿だと気づく

国王の狩りの護衛で銃士隊は出払っていた。トレヴィル隊長は兵舎に残っていたセルジュと独眼のフロリアンと馬屋見習いのジャックに銃士隊の制服を着せて、修道院へ助けに向かう。

夜通しトンネルを掘っていた暗殺団は地下から侵入。アラミスとアトスは王妃を守るために戦うが、弾は2発しか残っていなかった。弾が残り1発になったところにポルトスたちの援軍が到着。王妃は無事助かる。

狩りから戻った国王は王妃の危機を知って動揺。枢機卿は国王が本気で王妃の死を願ったわけではないと知る。

ギャラガーと一騎打ちになったアトスは雇い主を言うように問い詰めるが、ギャラガーは兵士としての信頼を裏切らずに亡くなる。

ギャラガーは新教徒に祖国アイルランドを追われて土地まで奪われたカトリックで、新教徒を恨んでいた。新教徒のドイツ娘 シャルロッテを後釜にするためにカトリックの王妃を殺す仕事を受けるとは考えにくかった。

ギャラガーは鞍袋のお金を修道院の改修費にと言い残していた。鞍袋のお金が入っていた箱にはミレディのトレードマークである忘れな草が刺繍されていた。アトスは黒幕が枢機卿であることに気づく。

枢機卿はメレンドルフ伯爵の荷物に王妃暗殺を示唆する手紙を仕込み、メレンドルフ伯爵に罪をなすりつける。メレンドルフ伯爵はバスチーユの牢獄に入れられ、枢機卿は娘の命を助けると言って自白を引き出す。

決定的な証拠がないため、枢機卿を糾弾することはできない。アトスは今回の黒幕が枢機卿であることを知っているとほのめかし、枢機卿を牽制する。

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登場人物

フランス国王 ルイ13世
銃士隊のトレヴィル隊長とリシュリュー枢機卿を信頼。頼りないところがある。
アンヌ王妃
フランス国王 ルイ13世の王妃。スペインの出。
トレヴィル隊長
銃士隊の隊長。国王に信頼されている。
アトス
銃士隊の銃士。剣の名手。ミレディと結婚していた。
アラミス
銃士隊の銃士。銃の名手。
ポルトス
銃士隊の銃士。母親は奴隷だった。
ダルタニアン
ガスコーニュからやってきた血の気の多い青年。
リシュリュー枢機卿
国王に信頼されている側近。親衛隊を率い、国を思い通りに動かそうと陰で画策。邪魔な銃士隊を目の敵にしている。
ミレディ
枢機卿の指示で暗躍するミステリアスな女性。アトスとは結婚していた。
コンスタンス
ダルタニアンを幾度となくピンチから救った。下宿屋を営んでおり、ジャック・ミシェル・ボナシューと結婚している人妻。
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感想

枢機卿の王妃暗殺計画は失敗。酔った国王の言葉を真に受けて、とんでもないことをしてしまいました。ただの戯れ言だと知ったときの枢機卿の顔が・・・。国王も王妃が死んでくれたらなんて軽々しく言うべきじゃありません。

国王が意外にも王妃を深く愛していることも判明。アラミスと王妃のことが国王にバレたら、大変なことになりそう。つるし首・・・。

アラミスと王妃の関係を目撃してしまったアトス。一度は何も見なかったフリをしますが、我慢できずに説教。

暗殺に雇われたギャラガーはネズミ駆除に銃の才能を使用。最初は農家に泥棒でも入って、その撃退を頼まれたのかと思いきやネズミ駆除! ある意味、人間を撃つより素早いネズミをしとめるほうが難しそうですけど。

籠城戦では修道女たちが大活躍でしたね。火炎瓶や蜂の巣箱で敵を撃退。銃の装填もお手の物。

詰めの甘い計画のせいで枢機卿は銃士隊に追い詰められていきそうですね。証拠を捏造され、濡れ衣を着せられたメレンドルフ伯爵が気の毒。アトスに「俺の知る一番危険な人間 ”She's the most dangerous person I've ever known.”」 と言われてしまう元妻のミレディもこれからどう動くのか楽しみですね。

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気になったセリフをPick Up

「普通の殺しは気にならない。 でも、これは普通の殺しじゃない」
"An ordinary death does not concern me, but this is no ordinary death."
ミレディのセリフ

ミレディのセリフ。さすがのミレディにとっても王妃の暗殺は重大事。

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