『クワンティコ/FBIアカデミーの真実』シーズン1第21話「それぞれの決断」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『クワンティコ/FBIアカデミーの真実』シーズン1第21話「それぞれの決断」
  • Quantico Season1 Episode21 "Right"
シーズン1第20話「自信と過信」前回のあらすじと感想はこちら
クワンティコ/FBIアカデミーの真実
ネタバレ注意!

あらすじ

テロを捜査する課題が出される

およそ140日にわたる研修も終わり、FBIアカデミーを卒業するまであと1週間。リアムは首席で卒業するアレックスに父親のFBIのIDを返し、アレックスといつか同じ現場で働けたら光栄だと伝える。

アイリスはアクセス権が許可されず、配属先は保留。シェルビーの元にはケイレブが書いた手紙ではなく、母親ローラからの手紙が届く。FBI部長のクレイトンは両親に裁きを受けさせたいシェルビーに一度はじめたら後戻りはできないと話す。

ニマとレイナは24時間以内にクーリの組織に潜入する準備をするようにクームズ管理官に指示される。

課題はテロが起きたあとの対応。担当捜査官から話を聞き、パンナム機103便、オマハ、アトランタ五輪公園、9.11、ボストンマラソン、サンバーナーディーノの事件をチームに分かれて、それぞれ実際の証拠を調べる課題が出される。

アレックスは父親が関わったオマハ事件を担当したいと願い出るが、却下される。担当する事件の証拠保管庫のアクセスカードが配られ、研修生たちは事件の証拠を調査する。

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アレックスはオマハ事件の真実を知る

覚悟を決めたシェルビーは両親をアメリカにおびきだすことに。母親ローラからの電話をうけたシェルビーは免責を取りつけるとウソをつく。

オマハ事件を担当していたシェルビーはアレックスの父親の偽名ジェフ・マイケルズの日誌を見つける。シェルビーとアレックスはアクセスカードを交換する。

アレックスは84冊あるはずの日誌が83冊しかないことに気づき、当時の管理官だったバクスター捜査官に疑問をぶつける。民兵組織にリアムとアレックスの父親が潜入して現行犯逮捕する目的だった。しかし、捜査は上手くいかず、上の命令で悪党の背中を押すために爆発が起こったオマハの連邦ビルの図面を渡したとバクスター捜査官は打ち明ける。1冊抜けた日誌はバクスター捜査官が燃やしていた。

レイナは潜入捜査に不安を感じ、ライアンに相談。ライアンは精神的な支えになる人物を見つけろとアドバイスする。レイナはサイモンと会い、FBIの仕事を引き受けるべきか相談。サイモンは同じ会社で一緒に働こうとレイナを誘う。

ニマはレイナのケータイを追跡、サイモンと会っていることを突き止める。ニマはFBIを辞めてサイモンと一緒に行き、自分の人生を生きろとレイナの背中を押す。しかし、レイナは任務を選ぶ。ニマは自分を許してあげてとサイモンに伝える。

潜入は来週に延期される。レイナはサイモンと一緒に飲んだオレンジフラワー水の空き瓶を捨てる。

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シェルビーは両親を逮捕しようとおびき出す

シェルビーは免責合意書を盗み、両親をワナにかけるため、偽造する。アレックスは法をおかそうとするシェルビーを止めようとするが、シェルビーは聞き入れない。

シェルビーの刑務所行きを止めたいケイレブは、ローラに会い、免責はワナだと話す。ローラは娘との関係をやり直したいと思っていたが、自首するつもりはなかった。

アレックスはリアムとライアンに偽造のことを告発。リアムもシェルビーを止めようとするが、シェルビーの決意を変えることはできない。

結局、シェルビーは母親を捕まえられなかった。アレックスはシェルビーを心配するが、シェルビーはアレックスと出会ったことを後悔していると言い、決別する。シェルビーはクレイトンに母親を捕まえられなかったことを報告。クレイトンは2人で解決しようと約束する。

ライアンはオマハで何があったのかリアムに聞く。リアムとアレックスの父親はネブラスカの右派の民兵組織に潜入。半年たっても捜査に進展がなく、命令でオマハの連邦ビルの図面を組織に渡した。それが悪用され、連邦ビルの爆破事件が発生。多くの人が犠牲になった。

リアムとアレックスの父親は罪悪感に苦しみ、酒浸りになっていた。アレックスの父親は真実を話したがっていたという。リアムは「アメリカ国民に何を伝え、何を隠し続けるかは連中が決める。連中にしたがわなければ消されてしまう」と話す。 ライアンはワシントンD.C.行きを断る。

ライアンは捜査官の現実は孤独だとアレックスに話す。アレックスは2人で逃避行しようとライアンを誘う。

シェルビーのことでアイリスに助けられたケイレブは、アイリスのアクセス権が許可されるように手を回す。

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ついに黒幕が明らかに

アレックスは助手席に核爆弾があるライアンの車をドリューの声の指示通りに運転。アレックスはシェルビーにメールし、ドリューと自分の会話を聞かせる。

ライアンのパソコンには核爆弾の回路図がアップロードされていた。駐車場の監視カメラで核爆弾が載ったライアンの車が確認され、ミランダは封じ込め作戦を指揮する。ライアンはパソコンや車を使われたせいで、容疑者として拘束される。

シェルビーは選挙活動中のクレアに協力を求め、ドリューとアレックスの会話を聞かせ、アレックスは操られているだけだとミランダに説明する。

捜査のため、ライアンや、レイナ、ケイレブは解放される。ニュースにはアレックスが核爆弾が載った車に乗る様子が映った監視カメラ映像が流れる。

レイナとケイレブは一時的にFBIに復帰。通話の背景の音を分析し、ドリューの居場所を絞り込む。

ミランダは上で会議があると言うが、エレベーターは下へ向かいライアンは疑問に思う。

アレックスはドリューの声にしたがい、車を運転していたが、声の主はドリュー本人ではなくパソコンで合成されたものだった。ドリューはサイモンとともに結束バンドで縛られ、ドアには開けると爆発するトリップワイヤ―が仕掛けられていた。

分析の結果、ドリューの殺された婚約者アリシア名義の部屋を突き止める。サイモンはドリューに頼まれ、指を折って拘束を解く。サイモンは非常階段へ向かい、ドリューは本物のドリューだとアレックスに話しかける。しかし、そこにライアン達が突入し、仕掛けられたトリップワイヤ―で爆発が起こる。

アレックスは黒幕の指示通り、車を停車させていた。そこにサイモンが駆けつける。サイモンは調べた結果、爆弾は最初から接続も起動もされていないと説明。犯人からドアや窓を開ければ爆発すると脅されていたアレックスは、なかなかその話を信じられない。サイモンは車を降りるようアレックスを説得する。

爆弾は無事確保され、アレックスはニュースで英雄に。サイモンはドリューも含めみんな駒で、ボイスに踊らされていたと話す。

そんな中、WMDチームから核爆弾が行方不明になったとメールが入る。移送先は上層部しか知らないはずだった。皆はこの場にいないミランダを疑う。

ミランダは黒幕と思われる人物の部屋に侵入。部屋で爆弾の回路図やアレックスたちの部屋やFBI内部の監視映像を見つける。ミランダは限られた人間しかアクセスできないFBI内部の監視映像がニュースに漏洩したことで黒幕に気づいたのだった。

ミランダは帰宅した黒幕に撃たれてしまう。黒幕のバッグには核爆弾が。倒れたミランダが「なぜこんなことを?」と聞くと、黒幕のリアムは「誤りを正すためだ」と口にする。

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ドラマの中で流れた曲

  • "Un Beso" -Carla Morrison
  • "Discoverer" -R.E.M.
  • "Hey Mama" -Great Caesar
  • "What You Are" -Patty Griffin
  • "No Vuelvo Jamás" -Carla Morrison
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登場人物

『クワンティコ/FBIアカデミーの真実』登場人物の紹介はこちら

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感想

ドリューは本当の黒幕ではなく、なんとリアムが真の黒幕ボイスでした! リアムはFBIの副長官。そんな立場の人間なら内部情報も思いのままだったに違いありませんね。ミランダはついにリアムが首謀者だと突き止めましたが、撃たれてしまいピンチ! このままとどめを刺されてしまうのでしょうか。

声を使われて犯人に仕立て上げられていただけのドリューは結局いい奴でしたね。アレックスを説得するサイモンは心強い。サイモンが首謀者じゃなくてよかった…。

シェルビーとアレックスが仲違いした原因が明らかに。その後不倫関係に陥るクレイトンとコソコソと両親の逮捕する計画を立てていましたが、クレイトンの行動も何だかうさんくさい…。

レイナを無理やりFBIに引きずりこんだ感じだった気の強いニマが、レイナを自由にしようとする場面には感動。潜入捜査は大変そうですもんね。正体がバレたら、命の危険があるし。

アイリスがケイレブを「闇の王子"Dark prince"」と呼ぶのが、面白おかしい。

シェルビーを止めるリアムの言葉はまるで自分のことのようでしたね。「自分で一線を越えたら、自分の首を絞める。全てを隠蔽するため悪事に手を染めるようになる。時間がたつと抱え込んだ秘密だらけに。最後は自分の心まで食い尽くされてしまう。"When you cross the line, you recruit yourself. Then you start doing worse and worse things to keep it all buried. And then, over time, the bodies under the floorboard... They eat away at whatever's left of your conscience."」

リアムは組織ぐるみで真実を隠蔽しようと画策する上の連中のせいだと感じ、内部からFBIをぶっ壊したかったのでしょうか…。上の連中という言葉で、一気に陰謀めいてきましたね。

残りもあと1話。シーズンファイナルに誰が犠牲になるのかも気になるところ。最終回はどんな展開が待っているのか楽しみですね。

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気になったセリフをPick Up

「起きることすべてが同じように繰り返されてる。真実は隠され、一線を越え、大勢が傷つき、原因はわからないまま。」
"So many stories here end the same exact way. Someone buries the truth, a line is crossed, everyone gets hurt, and no one knows why."
アレックスのセリフ

オマハ事件の真相を知ったアレックスのセリフ。リアムの動機もこの辺にあるのでしょうか…。

『クワンティコ/FBIアカデミーの真実』のエピソードリストと登場人物の一覧はこちらへ
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