- 『マスケティアーズ パリの四銃士』シーズン2第1話（通算11話） 「危険な男」
- The Musketeers Season2 Episode1 "Keep Your Friends Close "
もくじ
あらすじ
枢機卿の腹心だというロシュフォールが帰還
枢機卿が亡くなり、葬儀が行われる。国王の顧問会議は枢機卿の死でガタガタに。国王はトレヴィル隊長を枢機卿の後任にしようとするが、政治の世界に向いていないとトレヴィル隊長は辞退する。
王妃は無事元気な男の子を出産。王妃は信頼できる味方がほしいとダルタニアンに推薦されたコンスタンスを侍女にする。コンスタンスは宮廷で暮らすことに。ダルタニアンに会ったコンスタンスはもう自分には構わないでほしいと伝える。
アラミスは実は自分の息子である王太子の顔を見る。アラミスは欲しいものは手に入らない運命だと秘密を知るアトスにぼやく。
銃士隊は宿の主人を殺して処刑されそうになっているロシュフォール伯爵を見つける。ロシュフォール伯爵は枢機卿の腹心で、密偵としてスペインに送り込まれていた。
ロシュフォールは捕まってスペインの監獄にいたが、脱獄したという。ロシュフォールは国王に大事な話があると主張する。
銃士隊はロシュフォールを連行。ロシュフォールによると、スペインの監獄にはフォア将軍がいたという。フォア将軍はトレヴィル隊長と旧知の仲で、スペインに対する軍事戦略を練り上げた人物だった。
ロシュフォールは国王に謁見。そこにスペイン大使のドン・フェルナンド・ペラレスが現れ、脱獄犯のロシュフォールを引き渡すように要求。ロシュフォールは失礼な口をきいたペラレスを殴りつける。
もくじに戻るロシュフォールはスペインに寝返っていた
ロシュフォールはスペイン大使のドン・フェルナンド・ペラレスと密会。ロシュフォールは脱獄したのではなく、釈放されていた。ロシュフォールは命と引き換えに、スペイン側に寝返っていた。ペラレスを殴りつけたのはスペインに敵意を持っているとアピールするための芝居だった。
ロシュフォールはフォア将軍を救出して王の信頼を勝ち取り、枢機卿の後釜に座ろうと画策。ロシュフォールはフォア将軍と自分だけが逃げ、他のアトス、ポルトス、アラミス、ダルタニアンは殺すようにスペイン側に要求する。
ロシュフォールは銃士たちと表向きのフォア将軍救出作戦を練る。
ダルタニアンは一足先にスペインの監獄を偵察に。一方、アトスたちはスペイン兵の待ち伏せにあい、銃撃戦になる。
ダルタニアンは堀を泳いで、井戸から監獄に侵入。フォア将軍の妹であるリュシーにフォア将軍のもとに案内してもらう。フォア将軍はアルバレス所長に軍事機密を話すように説得されていたが、かたくなに拒んでいた。ダルタニアンはアルバレス所長を人質にして、仲間が来るのを待つ。
しかし、見回りの兵が先に来る気配を感じ、フォア将軍に銃を向ける。フォア将軍は軍事機密を握っているため、救出できない場合は口封じすることが命令されていた。
アトスたちは倒したスペイン兵の制服を着て、脱獄したロシュフォールを捕まえたと見せかけて監獄の中に入ることに成功。 間一髪でダルタニアンのもとにやってくる。
脱出しようとするがスペイン兵から猛攻を受け、裏口から逃げ出すことに。アトスたちはスペイン兵をおさえ、籠渡しで向こう岸に逃げる。しかし、フォア将軍は脇腹を撃たれてしまう。
人質として連れてきたアルバレス所長は逃げようとしたとロシュフォールに撃ち殺される。
もくじに戻る枢機卿からアラミスに言づてが
フォア将軍を救出したロシュフォールは英雄として称えられ、国王に親衛隊隊長に任命される。
ダルタニアンはリュシーとキスしているところをコンスタンスに見られてしまう。ダルタニアンは夫より自分を選んでほしいと懇願するが、現実的には無理だとコンスタンスに断られる。
アラミスは亡くなった枢機卿から言づてがあると、アラール神父にアデル・ベセットの墓を見せられる。アデルにフラれたと思っていたアラミスは驚く。アラール神父はアデルがアラミスを選んだせいで枢機卿に殺されたと伝える。
枢機卿はアラミスの罪を墓場から暴くつもりだと忠告。アトスは王妃と王太子を守るために、近づかないようにしたほうがいいとアドバイスする。
もくじに戻るポルトスには出生の秘密が
フォア将軍は撃たれた傷が化膿し、瀕死の状態に。フォア将軍はポルトスを見た瞬間にベルガールの息子だと気づいたとトレヴィル隊長に話す。フォア将軍とトレヴィル隊長はポルトスの母親を貧民街に置き去りにしたという。
ベルガールに口外しないこと誓ったフォア将軍だが、死の床で罪悪感に駆られ、ポルトスに真実を話すべきだとトレヴィル隊長に訴える。
ロシュフォールはペラレス大使にアルバレスの死は自分の正体を知る者を減らすためだったと説明。ロシュフォールは国王と王妃の仲を引き裂いて、フランスの屋台骨を崩壊させる計画を企んでいた。
もくじに戻る登場人物
もくじに戻る感想
銃士隊の新たな敵役のロシュフォールを演じているのは「華麗なるペテン師たち」で ダニー・ブルー役、「グッド・ワイフ」でニック・サベリース役で出演しているマーク・ウォーレン。
国思いだった枢機卿に比べて、ロシュフォールは国を売った裏切り者。枢機卿の腹心だったのにも関わらず、二重スパイになったロシュフォール。枢機卿が生きていたとしたら激怒したに違いない！
枢機卿は政治家として優れていたようで、亡くなったあとはガタガタに。確かに枢機卿は権謀術数に長けていそうでした。
死んでもなお銃士隊を苦しめる枢機卿。アラミスにアデルの墓を見せるように言づてしていました。ちなみにアデルはシーズン１の第1話に出てきた枢機卿の愛人だった女性。アラミスとの浮気がバレて、殺されてしまいました。
お墓に刻んであった「愛に死す」という言葉が文字通り、アラミスとの愛を選んだためにアデルが死んだことを表していて、アラミスに警告しているのが怖い…。おそらく子供のことを見抜いていた枢機卿ですが、他にも何か計画を残したのか気になりますね。
そして、ポルトスの出生の秘密が！どうやらポルトスはベルガールという人物の隠し子のようです。
次回は予告によると 「国王、庶民に化けて大冒険の巻」 のようです。どんな騒動が起きるのか楽しみですね。
もくじに戻る気になったセリフをPick Up
「枢機卿が死ねば危険が減ると思っていたが、甘かったか…。」"With the Cardinal gone, I thought our world would be safer - now I'm not so sure."
国の行く末を案じるアトスのセリフ。むしろ枢機卿が生きていたほうがましだったかも…。
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