【Netflix発表】こっそり人より先に見てしまう海外ドラマ・作品のランキング & 家族で視聴された海外ドラマのランキング 

さまざまな海外ドラマやドキュメンタリー、アニメなどを配信しているNetflix(ネットフリックス)。Netflixが2017年の視聴テータをまとめ、ランキングを発表しています。

なんとNetflixは世界中で1日に平均1億4000万時間以上視聴されているそう。途方もない時間でちょっとピンときませんが、みんな時間を忘れて没頭してしまうことが多いのかもしれませんね。

ちなみに2017年に世界で最も視聴量が多かった日は1月1日(日曜日)。2017年日本では、成人の日の前日の1月8日(日曜日)が最も視聴量が多かったそうです。

Netflixでは世界と日本で抜け駆けウォッチされた作品と家族で視聴された作品のランキングを発表。日本と世界で視聴された作品を比べてみると面白いかもしれません。

聞き慣れない抜け駆けウォッチとは「一緒に見ようと約束したのに恋人やパートナー、友人を裏切って エピソードの続きを内緒で先に見てしまうこと」を言うそうです。 英語では「Netflix Cheating(ネットフリックス・チーティング)」。Cheatingには浮気やカンニングという意味があるそう。

「Netflixでチーティング」が全世界に広がりつつある現状は広く知られています。

Netflixはこの裏切り行為につながる要因、影響及び習性を人口統計学的及び地理学的視点から掘り下げます。

自分のチーティング度をチェックできるサイトまで用意されています。

どんな作品が抜け駆けウォッチしてしまうほど中毒性が高いのか、さっそくランキングをチェックしてみましょう。

世界で最も抜け駆けウォッチされた作品ランキング トップ10

1位『ナルコス』(シーズン1全10話 1話約50分)

Netflixで2015年から配信されている麻薬犯罪ドラマ。 1980年代のコロンビアの麻薬組織「メデジン・カルテル」とアメリカの麻薬取締局(DEA)の攻防をリアルに描いた骨太なドラマです。

麻薬組織「メデジン・カルテル」のボス パブロ・エスコバルは実在したコロンビアの麻薬王。 タイトルの『ナルコス』 は麻薬密売人を意味しています。

かなり凄惨なシーンもあり、ドラマの間に実際の映像や写真が挿入されるため、リアルすぎてどこからがフィクションなのか分からなくなるほど。

莫大な富を築いた麻薬王パブロ・エスコバルのとんでもない人生が描かれていて、驚くこと間違いなし。麻薬王でありながら大統領になろうとしたり、証拠を消すために裁判所ごと襲わせたりと、実話を元にしているというのが信じられないほどの衝撃的な出来事が続発。

汚職にまみれたコロンビアの政治や政治に介入するアメリカ、カルテル同士の縄張り争い。今なお続く麻薬戦争の一端を見ることができます。 パブロ・エスコバルを演じたワグネル・モウラはゴールデン・グローブ賞の主演男優賞にノミネートされました。

『ゲーム・オブ・スローンズ』のオベリン・マーテル役のペドロ・パスカルがDEA捜査官ハビエル・ペーニャを演じています。

日本でも、Netflix で『ナルコス』 シーズン1~3までが配信中。 2017年9月にシーズン3が配信されています。

シーズン4も製作される予定ですが、シーズン3が配信されたばかりの2017年9月、メキシコで『ナルコス』シーズン4のロケ地を探していたスタッフが射殺体で発見。安全面の確保が問題になっています。

シーズン4ではコロンビアからメキシコへ舞台を移し、メキシコの麻薬カルテルについて描く予定です。

Narcos | Netflix Official Site

2位『13の理由』(シーズン1全13話 1話約60分)

2007年に出版されたジェイ・アッシャーの同名小説を原作にしたドラマ。2017年3月からNetflixで配信が開始されました。

女子高生ハンナ・ベイカーがカセットテープを残して自殺。友人のクレイにカセットテープが届き、次第に彼女が命を絶った理由が明らかになっていくというストーリー。 SNSでのいじめ、自殺、うつなど思春期の子供たちを取り巻く問題を描いています。 SNSなどの口コミで話題を呼び、大ヒットに。

しかし、青少年の自殺を美化し、助長する恐れがあるとオーストラリアのメンタルへルス団体が注意を出して警告。さらに、あるカナダの学校では話題することが禁止に。物議を醸したドラマです。

『13の理由』の主人公ハンナ・ベイカー役のキャサリン・ラングフォードはゴールデン・グローブ賞女優賞にノミネートされています。

友人のクレイ役を演じているのは子役としても活躍し、『プリズン・ブレイク』や『LOST』、『アウェイク 〜引き裂かれた現実』、『スキャンダル 託された秘密』など数々の海外ドラマに出演しているディラン・ミネット。

シーズン2の製作も決定。2018年春に全13話が配信予定です。

日本でもNetflixで『13の理由』シーズン1を見ることができます。

 

13 Reasons Why | Netflix Official Site

3位『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(シーズン1全8話 1話約50分)

Netflixで2016年から配信されているSFドラマ。『ストレンジャー・シングス 未知の世界』 シーズン2は全9話が2017年10月27日に一挙配信されました。シーズン2も世界中で話題沸騰中!世界中で大ブームを巻き起こしている作品です。

1983年11月6日、インディアナ州の国立研究所付近で、12歳の少年ウィル・バイヤーズが失踪。 母親は必死に捜しますが、ウィルは見つからず、不思議な能力を持った少女011(イレブン)が出現。友達のウィルを捜す少年たちはイレブンと共に、ウィルを救い出そうと奮闘するというストーリー。

80年代の『E.T.』『スタンド・バイミー』などの名作映画にオマージュを込められて作られ、どこかで見たことのあるような懐かしい80年代の雰囲気が特徴。 行方不明になったウィルを探し出そうと団結する子どもたちの友情や80年代の古き良き世界観を表現したSFミステリードラマに仕上がっています。

シーズン1は全8話で気軽に見れるのも特徴で、ハマってしまい、1日でイッキ見する視聴者も続出。 ウィルの母親を演じるウィノナ・ライダーも絶賛されています。 エミー賞では18部門でノミネート。

イレブンを演じる13歳のミリー・ボビー・ブラウンが強烈な印象を残し、大ブレイク。注目の女優の1人となっています。

大ヒットしている『ストレンジャー・シングス 未知の世界』ですが、クリエイターはシーズン4で完結させる予定であることをインタビューで答えています。 先日、公式にシーズン3の製作が発表されました。

日本でもNetflixでシーズン1からシーズン2が配信中。

Stranger Things | Netflix Official Site

4位『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』(シーズン1全13話 1話約50~60分)

Netflixが2013年から配信しているコメディドラマ。2010年に刊行されたパイパー・カーマンのノンフィクション小説『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 女性刑務所での日々』を原作にしています。

主人公は、ニューヨークのお嬢様育ちで婚約者もいるパイパー・チャップマン。パイパーは10年前に当時のレズビアンの恋人の麻薬密輸を手伝ったという理由で逮捕、刑務所送りに。

題名の『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』は「オレンジがトレンドの色」。つまり、囚人服のオレンジ色を指しています。 「~is the New Black」は慣用句で、「~は流行りの色、トレンドの色、次のファッションの新定番」という意味があります。

お嬢様育ちのパイパーが嫌がらせをうけながら他の囚人たちと反目したり、協力したりして刑務所内をサバイバル。個性的な受刑者や看守も登場。それぞれの受刑者が罪を犯した背景が丁寧に描かれていくのも見どころです。

刑務所内のドラマなので重いかと思いきや絶妙なコメディタッチで描かれています。15か月の懲役刑になったパイパーが生き抜く術を身に着け、女子刑務所での厳しい生活に耐え抜いていきます。

主人公のパイパー・チャップマンを演じるのは、映画『一枚のめぐり逢い』『アルゴ』のティラー・シリング。 エキセントリックな性格のレズビアンのクレイジー・アイズを演じるウゾ・アドゥーバは2015年にドラマ部門、2014年にコメディ部門でエミー賞を受賞しています。

エミー賞受賞、ゴールデン・グローブ賞ノミネートほか、アメリカ国内で30以上の賞を受賞し、大人気のコメディドラマです。

2017年6月にはシーズン5が配信開始。

日本でも、Netflixでは『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の吹替版・字幕版共にシーズン1~5まで配信中。

すでにシーズン7までの製作が決定しています。

Orange Is the New Black | Netflix Official Site

5位『Sense8/センス8』(シーズン1全12話 1話約60分)

2015年から配信が開始された『マトリックス』シリーズのウォシャウスキー姉妹が脚本・監督を務めたSFドラマ。

突然、世界各国に暮らす8人がお互いの感情や知識を共有できるようになり、自分たちを狙う巨大な組織に立ち向かうというストーリー。

壮大なスケールで描かれ、8か国でロケされた映像も圧巻。映画並みのクオリティーです。 同性愛やジェンダーについても描かれ、8人の人生を描いたヒューマンドラマになっています。 エロティックなシーンもあるので、要注意。

2016年12月に「クリスマス・スペシャル」、2017年5月にシーズン2が配信されました。 2016年には視聴者数の少ないと打ち切りが発表され、ファンがSNSで番組継続を訴えるキャンペーンを展開。

シーズン2の最終話が話の続きが気になるクリフハンガーだったこととファンの熱烈な支持によって、2018年に最終回となる2時間のスペシャル版が放送されることが決定しました。

日本でもNetflixで『Sense8/センス8』のシーズン1からシーズン2を見ることができます。

Sense8 | Netflix Official Site

6位『ブラック・ミラー』(シーズン1全3話 1話約50~60分)

『ブラック・ミラー』はイギリス製作の1話完結SFドラマ。シーズン3からNetflixで製作されています。

タイトルの『ブラック・ミラー』はスマホやタブレット、パソコンの画面のこと。「世にも奇妙な物語」のようなドラマで、SNSやインターネットなどテクノロジーが進んだ現代社会をイギリス特有のブラックジョークに包んで風刺したブラックコメディです。

『ブラック・ミラー』シーズン3の第4話「サン・ジュニペロ」はエミー賞テレビ映画部門で作品賞と脚本賞を受賞しています。「サン・ジュニペロ」は女性同士のラブストーリーを描いた感動作。完全に1話1話が異なる独自のストーリーなので、「サン・ジュニペロ」だけ見てもOK。

日本で放送したら炎上してしまいそうな、かなりブラックジョークが効いた作品も多数。 SNSやインターネットなどを強烈に風刺した、社会について色々なことを考えさせられる毒のあるドラマです。

『ブラック・ミラー』はシーズン1からシーズン4が配信中。

Black Mirror | Netflix Official Site

7位『Marvel ザ・ディフェンダーズ』(シーズン1全8話 1話約50分)

アメコミのMarvel(マーベル)とNetflixが共同制作し、2017年から配信されたヒーローアクションドラマ。

Netflixマーベルのオリジナルシリーズ『デアデビル』、『ジェシカ・ジョーンズ』、『ルーク・ケイジ』、『アイアン・フィスト』に出演するヒーローたちが「ディフェンダーズ」として集結。街の安全を守るため力を合わせ、悪の組織「ヤミノテ」と戦いを繰り広げていくというストーリー。

アメコミというとエンターテインメント性が重視され、子供向けだと思われがちですが、Netflixマーベルのオリジナルシリーズはハードで犯罪ドラマに近い大人向け。官能的なシーンや暴力シーンがあるので、家族の前で見ると気まずくなるので要注意。

それぞれのドラマだけでも楽しめますが、 Netflixマーベルのオリジナルシリーズはリンクしているので、時系列順に

  1. 『デアデビル』
  2. 『ジェシカ・ジョーンズ』
  3. 『デアデビル』シーズン2
  4. 『ルーク・ケイジ』
  5. 『アイアン・フィスト』
  6. 『ザ・ディフェンダーズ』
の順に見るのがおすすめ。

ディフェンダーズ達の宿敵アレクサンドラ役は、映画『エイリアン』のシガニー・ウィーバーが演じています。

Marvel's The Defenders | Netflix Official Site

8位『Marvel アイアン・フィスト』(シーズン1全13話 1話約50分~60分)

アメコミのMarvel(マーベル)とNetflix共同制作のオリジナルシリーズ5作目。2017年3月に配信が開始されました。

主人公は飛行機事故で死んだと思われていたニューヨークの資産家ダニー・ランド。僧侶に命を救われたダニー・ランドは厳しい修行を経て、炎を操る技を会得。鋼鉄の拳を手に入れ、「アイアン・フィスト」になったダニー・ランドが 闇の犯罪組織「ヤミノテ」からニューヨークを救うために戦っていくというストーリー。

他の作品と比べると、批評家の受けは悪く、低評価。 しかし、Netflixでは高い視聴率データを記録したそうで、ファンからの評価は高かった模様。

『アイアン・フィスト』シーズン2はショーランナーを変更し、脚本家チームを一新して製作するそうです。

日本でも『アイアン・フィスト』シーズン1がNetflixで配信中です。

Marvel's Iron Fist | Netflix Official Site

9位『オザークへようこそ』(シーズン1全10話 1話約60分)

Netflixで2017年から配信されているサスペンスドラマ。

ブルースと麻薬カルテルの資金洗浄をしていたマーティ・バード。ブルースが勝手に金を盗んでいたのですが、マーティも共犯者だと思われ、殺されそうに。とっさに、オザークで新しい資金洗浄プランがあるとカルテルを説得。マーティはリゾート地でもあるオザークへ家族と共に引っ越し、カルテルのために働くというストーリー。

主人公のマーティ・バードを演じるのは、映画『JUNO/ジュノ』『モンスター上司』、ドラマ『ブル~ス一家は大暴走』のジェイソン・ベイトマン。ジェイソン・ベイトマンはこの役でゴールデングローブ賞にノミネートされています。

マーティの妻を演じているのは、ドラマ『キャシーのbig C いま私にできること』のローラ・リニー。

主人公のマーティ・バードを演じるジェイソン・ベイトマンは製作総指揮として参加、いくつかのエピソードで監督を務めています。 ドラッグが絡んだドラマ『ブレイキング・バッド』や『BLOODLINE ブラッドライン』が好きな人におすすめのドラマです。

『オザークへようこそ』はNetflixでシーズン1が配信中。 批評家や視聴者から高い評価を得ている『オザークへようこそ』 はシーズン2への更新が決定しています。

Ozark | Netflix Official Site

10位『マインドハンター』(シーズン1全10話 1話約50~60分)

2017年10月13日からNetflixで配信が開始されたサイコスリラー。犯人のプロファイリング技術がまだ確立していない1970年代後半。実在のFBI捜査官をモデルにした主人公ホールデン・フォードは殺人犯たちにインタビューし、なぜ犯行に及んだのか研究。凶悪犯の心理に迫っていくことになるというストーリー。

『クリミナル・マインド』で描かれているプロファリング技術の初期を垣間見ることができます。

映画『セブン』や『ドラゴン・タトゥーの女』などで知られるデヴィッド・フィンチャー監督が手掛け、ドラマ『LOOKING/ルッキング』、『Glee』のジョナサン・グロフが主人公のホールデン・フォードを演じています。

『マインドハンター』はシーズン2の製作も決定。 日本でも、Netflixでシーズン1が配信中です。

MINDHUNTER | Netflix Official Site

日本で最も抜け駆けウォッチされた作品ランキング トップ10

1位『ナルコス』

2位『テラスハウス Aloha State』(パート1全8話 1話約35分)

男女6人がシェアハウスで暮らす様子を撮影するリアリティ番組。ハワイを舞台にした新シーズン。 パート4まで配信されています。

Terrace House: Aloha State | Netflix Official Site

3位『ストレンジャー・シングス 未知の世界』

4位『亜人』(シーズン1全13話 1話24分)

大人気アクションホラー漫画『亜人』のアニメ化作品。決して死なない「亜人」になった主人公と亜人を迫害する人類との戦いを描いた作品。 シーズン1からシーズン2が配信中。

AJIN: Demi-Human | Netflix Official Site

5位『スター・トレック: ディスカバリー』(シーズン1全15話の予定 現在9話まで配信。 1話約50分)

SFドラマとして世界的人気を誇る『スター・トレック』シリーズの新ドラマ。

第一作目である『宇宙大作戦』の約10年前が舞台で、クリンゴン帝国との戦いを描いています。 主人公のマイケル・バーナムを演じるのは、『ウォーキングデッド』のサシャ役で知られるソネクア・マーティン=グリーン。

2017年9月からアメリカのテレビ局CBSのストリーミングサービスCBS All Accessで配信が開始。シーズン1は全15話になる予定で、シーズン2の製作もすでに決定しています。

日本では『スター・トレック: ディスカバリー』はNetflixで配信中です。

6位『深夜食堂 - Tokyo Stories -』(全10話 1話24分)

安倍夜郎の漫画『深夜食堂』を原作としたテレビドラマ。TBSで第3部まで放送されていた『深夜食堂』のドラマがNetflixに移動。

深夜に営業を開始し、注文するとマスターが何でも作ってくれる通称「深夜食堂」。料理を通して、その人の人生や生き方を描くヒューマンドラマです。 海外でも人気が高く、中国や韓国でもドラマ化されています。

2016年、第4部となる『深夜食堂 - Tokyo Stories -』はNetflixで世界190か国へ配信中。

Midnight Diner: Tokyo Stories | Netflix Official Site

7位『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』

8位『ベター・コール・ソウル』(シーズン1全10話 1話約50分)

『ブレイキング・バッド』に登場する胡散臭い弁護士ソウル・グッドマンを主人公にしたスピンオフ作品。

『ブレイキング・バッド』から6年前、三流弁護士だったジミー・マッギル(のちのソウル・グッドマン)。

三流弁護士で貧乏だったジミー・マッギルがどんな過程で、裏の汚い仕事も引き受ける弁護士ソウル・グッドマンになったのかが描かれています。

『ブレイキング・バッド』に登場するマイク・エルマントラウトが主要人物として登場。さらに、『ブレイキング・バッド』で強烈な印象を残したトゥコやチ~ン! チン! チン! とベルを鳴らしまくるヘクターも出演。

独特の間やセリフで癖になる面白さ。評価の高い『ブレイキング・バッド』に負けず劣らずクオリティーの高い人間ドラマになっています。

エミー賞にノミネートされるなど、評価も高く、アメリカでは2017年にシーズン3が放送されました。 『ベター・コール・ソウル』はシーズン4の製作も決定しています。

主人公のソウル・グッドマンを演じているボブ・オデンカークは、ゴールデングローブ賞にノミネート。 早く続きが見たくなる連続もののドラマです。

日本では、2017年12月16日からスーパー!ドラマTVでシーズン1が放送中。

Netflixでは、シーズン1から3までが配信中です。

Better Call Saul | Netflix

9位『フラーハウス』(シーズン1全13話 約30分)

1987年から1995年まで放送されていたシットコム(シチュエーション・コメディ)『フルハウス』のスピンオフ。 『フラーハウス』は2016年から配信されています。

『フルハウス』は妻を亡くしたダニー、義理の弟のジェシー、親友ジョーイの男3人で、D.J.・ステファニー・ミシェルの3人の娘たちを子育てする話でしたが、『フラーハウス』では、夫を亡くしたD.J.が、妹のステファニーと親友キミ―と共にDJの息子3人の子育てに奮闘するというストーリーになっています。

『フルハウス』のオリジナルのキャストが、成長したD.J.・ステファニー・キミ―を演じています。ダニーパパ(ボブ・サゲット)、ジェシーおじさん(ジョン・ステイモス)、ジョーイおじさん(デイヴ・クーリエ)もゲスト出演。ミシェルを演じていたオルセン姉妹は女優業から遠ざかっているという理由で出演していませんが、セリフには登場。

『フラーハウス』では、日本語吹き替えのキャストもオリジナルと同じ。『フルハウス』ファンにはうれしいですね。

シーズン1からシーズン3が配信中。 『フラーハウス』シーズン3の後半には、日本で撮影されたエピソードが登場。日本のアイドルグループ「Sexy Zone」のメンバーのマリウス葉が本人役で出演し、ドラマの中でSexy Zone のライブシーンがあることも話題になっています。

Fuller House | Netflix Official Site

10位『13の理由』


次は家族で視聴された作品

世界で最も家族で視聴された作品ランキング トップ10

1位『ストレンジャー・シングス 未知の世界』

2位『13の理由』

3位『レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと』
(シーズン1全8話 1話約50分)

ベストセラー児童文学書の『世にも不幸なできごと』シリーズをドラマ化した作品。2004年にはジム・キャリー主演で映画化されています。

火事で両親が亡くなり、ボードレール家の子どもたちは遺産目当てのオラフ伯爵に引き取られることに。意地悪なオラフ伯爵や不幸なできごとにも負けずに両親が残した謎を解こうとするというストーリー。

ボードレール家の子どもたちに、これでもかと次々に不幸が襲いかかるドラマ。ハッピーエンドを望むなら見ないほうがいいと忠告されるほど…。

『レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと』の世界観はハリーポッターのような雰囲気ですが、ダークでシニカル。 襲いかかる不幸がブラックでありながらも、コミカルに描かれています。

子どもたちにのこされた遺産を狙う意地悪なオラフ伯爵を『ママと恋に落ちるまで』のバーニー・スティンソン役で知られるニール・パトリック・ハリスが演じています。

シーズン2は2018年3月30日に配信が開始される予定。 すでにシーズン3の製作も決定しています。

A Series of Unfortunate Events | Netflix Official Site

4位『スター・トレック: ディスカバリー』

5位『ギルモア・ガールズ: イヤー・イン・ライフ』
(シーズン1全4話 1話約90分)

2000年から2007年まで放送されていた心温まるファミリードラマ『ギルモア・ガールズ』の続編。

『ギルモア・ガールズ』はシングルマザーのローレライと娘のローリー、祖母のエミリーの絆を描いた大人気ドラマ。『ギルモア・ガールズ』の最終回から10年近く経って、2016年にNetflixで復活したのが『ギルモア・ガールズ: イヤー・イン・ライフ』。

ローレライと娘のローリー、祖母のエミリーが帰ってきた『ギルモア・ガールズ: イヤー・イン・ライフ』では、1話ごとに春・夏・秋・冬と季節が変わる中でギルモア家の女性たちを描いています。

『ギルモア・ガールズ』に出演していたオリジナルキャストも大集合。ローリーの歴代の彼氏も登場しています。

『スーパーナチュラル』で弟のサムを演じているジャレッド・パダレッキ や『HEROES/ヒーローズ』や『THIS IS US 36歳、これから』に出演しているマイロ・ヴィンティミリア、『グッドワイフ』で弁護士のケイリー・アゴスを演じるマット・ズークリーなど豪華なラインナップ。『ギルモア・ガールズ』のローリーの元カレたちが大集合。

オリジナルの『ギルモア・ガールズ』と同じローレン・グレアムが母親のローレライを、アレクシス・ブレデルが娘のローリーを演じ、再び共演しています。 『ギルモア・ガールズ: イヤー・イン・ライフ』には続編の製作もうわさされていますが、決定はしていないようです。

Gilmore Girls: A Year in the Life | Netflix Official Site

6位『リバーデイル』(シーズン1全13話 1話約45分)

アメリカのテレビ局The CWで、2017年1月から放送されている青春ミステリードラマ。 アメリカのティーン向けコミック『アーチ―』が原作。

平和な町リバーデイルに暮らす主人公の高校生アーチー。ある日、殺人事件が発生。平和に見えたリバーデイルにも、闇の世界が潜んでいたというストーリー。

『プリティ・リトル・ライアーズ』のような学園ドラマとミステリードラマを融合したようなドラマです。学園版『ツインピークス』とも言われています。 三角関係やドロドロした人間関係を描き、特に女性ファンに人気のある作品。 アメリカでは現在シーズン2が放送中。

日本では『リバーデイル』はNetflixで配信中です。

Riverdale | Netflix

7位『フラーハウス』

8位『シェフのテーブル』(シーズン1全6話 1話約50分)

世界最高峰のシェフたちを1人1人フォーカスして描いたドキュメンタリー番組。シェフ版の『情熱大陸』のようなドキュメンタリーになっています。

シェフの人生を深く掘り下げ、料理や食材のこだわりを通して思想や人生観まで浮き彫りに。 映像も映画のように美しく、芸術的。『シェフのテーブル』はエミー賞にノミネートされました。

『シェフのテーブル』はシーズン1からシーズン3まで配信中。

Chef's Table | Netflix Official Site

9位『ユニークライフ』(シーズン1全8話 1話約30分)

2017年から配信されているファミリードラマ。原題は非定型という意味の“Atypical”。

主人公のサムは自閉症スペクトラム障害を抱える18歳の青年。恋に興味を持ち始めたサムが家族や友人の協力を得て、「彼女を作る」という目標に向かって奮闘するというストーリー。

自閉症スペクトラム障害のサムが思ったことをズバズバ言うシーンがギャグになっていて、重くなりがちな自閉症スペクトラム障害というテーマを明るく描いています。

主人公のサムを演じるのは映画『イット・フォローズ』、コメディドラマ『ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ』のキーア・ギルクリスト。子離れができないサムの母親を映画『ヘイトフル・エイト』のジェニファー・ジェイソン・リーが演じています。

ドラマ『クワンティコ』でケイレブ役のグレアム・ロジャース、サムのセラピストとして『殺人を無罪にする方法』のエイミー・オクダも出演。 障害があってもなくても、普通の人なんてどこにもいないというメッセージが心に響くドラマです。

『ユニークライフ』はシーズン1が配信中。シーズン2の製作も決定。シーズン2は全10話になる予定です。

Atypical | Netflix Official Site

10位『アンという名の少女』(シーズン1全7話 1話約45分)

カナダの作家L・M・モンゴメリが1908年に発表した名作『赤毛のアン』を原作にしたドラマ。

NetflixとカナダのCBSが共同でドラマ化。 2017年3月からシーズン1が配信されました。

孤児院から男の子を引き取るつもりだったカスパート兄妹。しかし、やってきたのは赤毛の女の子アン・シャーリー。アンが学校の子どもたちの意地悪にも負けずに、豊かな想像力で自分の居場所を切り開いていく物語。

現代的な解釈を盛り込み、いままでの『赤毛のアン』とは違うシリアスで現実的な大人向けのドラマになっています。 舞台となるカナダのプリンスエドワード島でも一部が撮影され、美しい映像も見どころ。 泣けると話題の作品です。

『アンという名の少女』はシーズン2の製作も決定しています。

Anne with an E | Netflix Official Site

日本で最も家族で視聴された作品ランキング トップ10

1位『ストレンジャー・シングス 未知の世界』

2位『フラーハウス』

3位『スター・トレック: ディスカバリー』

4位『13の理由』

5位『レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと』

6位『アンという名の少女』

7位『シェフのテーブル』

8位『ミルドレッドの魔女学校』(シーズン1全12話 1話約30分 第1話は約60分)

イギリスの児童文学『ミルドレッドの魔女学校』のドラマ化。 『ミルドレッドの魔女学校』は1974年に出版されてからイギリスで40年以上愛され、ハリーポッターのもとになったとも言われるベストセラーの本。

魔女学校の1年生のミルドレッドはドジでトラブルを引き起こしてしまう落ちこぼれの魔女。 ほうきと魔法薬と呪文が大活躍し、魔女学校でのミルドレッドの成長を描いたハートウォーミングで、ファンタジックな物語です。

主人公のミルドレッドを演じるのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』でリアナ・モーモント役を演じたベラ・ラムジー。 小さな子供と一緒に家族で安心して見ることのできる作品になっています。

NetflixとイギリスのCBBC、ドイツのZDFとの共同制作で、シーズン2の製作も予定されています。 日本ではNetflixでシーズン1が配信中。

The Worst Witch | Netflix Official Site

9位『リバーデイル』

10位『グッド・プレイス』(シーズン1全13話 1話約20分)

アメリカで2016年秋からシーズン1が放送されたNBCのコメディドラマ。

主人公のエレノアは気付くと見知らぬ部屋に。エレノアは死んで、”グッドプレイス”という天国のようなすばらしい場所に送られていました。”グッドプレイス”は生前に良いことをした人だけが来られる場所。しかし、エレノアは生前、悪いこと三昧…。なんと同姓同名の人と間違えられていたのでした。

エレノアは地獄のような”バッドプレイス”に行かなくて済むように、良い人間になり、”グッドプレイス”にふさわしい人間になろうと奮闘するというコメディです。

”グッドプレイス”はまるでおとぎ話の世界のように、メルヘン。善悪について考えさせられるドラマになっています。 主人公エレノアを演じるのは、『ヴェロニカ・マーズ』や『HEROES/ヒーローズ』、『アナと雪の女王』のアナ役で知られるクリステン・ベル。

日本ではNetflixでシーズン1とシーズン2の後半が配信中。 『グッド・プレイス』はシーズン3の製作も決定しています。

The Good Place | Netflix

まとめ

世界で最も抜け駆けウォッチされた作品ランキング トップ10

  1. 『ナルコス』
  2. 『13の理由』
  3. 『ストレンジャー・シングス 未知の世界』
  4. 『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』
  5. 『センス8』
  6. 『ブラック・ミラー』
  7. 『Marvel ザ・ディフェンダーズ』
  8. 『Marvel アイアン・フィスト』
  9. 『オザークへようこそ』
  10. 『マインドハンター』

日本で最も抜け駆けウォッチされた作品ランキング トップ10

  1. 『ナルコス』
  2. 『テラスハウス Aloha State』
  3. 『ストレンジャー・シングス 未知の世界』
  4. 『亜人』
  5. 『スター・トレック: ディスカバリー』
  6. 『深夜食堂 - Tokyo Stories -』
  7. 『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』
  8. 『ベター・コール・ソウル』
  9. 『フラーハウス』
  10. 『13の理由』
世界、日本ともに『ナルコス』が抜け駆けウォッチ1位に輝きました。続きが気になって、先に見てしまう人が続出しているようです。

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』や『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』も世界、日本両方で人気のようですね。

日本ではリアリティ番組『テラスハウス』が強い!  世界ではアメコミのマーベル作品が視聴されているのに対して、日本では『スター・トレック: ディスカバリー』や『ベター・コール・ソウル』、『フラーハウス』などシリーズものやスピンオフ作品の人気が高いようです。

世界で最も家族で視聴された作品ランキング トップ10

  1. 『ストレンジャー・シングス 未知の世界』
  2. 『13の理由』
  3. 『レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと』
  4. 『スター・トレック: ディスカバリー』
  5. 『ギルモア・ガールズ: イヤー・イン・ライフ』
  6. 『リバーデイル』
  7. 『フラーハウス』
  8. 『シェフのテーブル』
  9. 『ユニークライフ』
  10. 『アンという名の少女』

日本で最も家族で視聴された作品ランキング トップ10

  1. 『ストレンジャー・シングス 未知の世界』
  2. 『フラーハウス』
  3. 『スター・トレック: ディスカバリー』
  4. 『13の理由』
  5. 『レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと』
  6. 『アンという名の少女』
  7. 『シェフのテーブル』
  8. 『ミルドレッドの魔女学校』
  9. 『リバーデイル』
  10. 『グッド・プレイス』
自殺を描いているということで物議を醸した『13の理由』が世界でも、日本でもランクイン。思春期の子どもと共通の話題にするために家族で視聴されたのでしょうか…。

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』がともに1位を獲得。根強い人気を誇っています。

レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと』や『アンという名の少女』、『ミルドレッドの魔女学校』など児童文学書をドラマ化した作品が家族で視聴されています。

抜け駆けウォッチされた作品は中毒性が強そう。 Netflixで次に何を見ようか迷ったときや、子どもと一緒に楽しみたいときにランキングを参考にしてみては?

【Netflix発表】みんながイッキ見したNetflixのオリジナル海外ドラマランキング 1位~20位

海外ドラマファンなら、海外ドラマにハマってしまいイッキ見してしまった経験が一度はあるはず。 世界でもドラマにハマってイッキ見する視聴者が続出。英語ではイッキ見のことを「binge-watching(ビンジ・ウォッチング)」と言うそう。 Netflixでは、24時間以内に1シーズン全話がイッキ見されたオリジナル番組ランキングが発表されました。 ...

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