『バトル・クリーク 格差警察署』シーズン1第13話 「明かされる過去」最終回 あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『バトル・クリーク 格差警察署』シーズン1第13話 「明かされる過去」
  • Battle Creek Season1 Episode13 "Sympathy for the Devil"
シーズン1第12話 「栄光と闇」 あらすじと感想 前回のあらすじはこちら
バトル・クリーク 格差警察署
ネタバレ注意!

あらすじ

ミルトの車が爆発

ミルトは朝起きると、公園に止めた車の中で泣きながら前向きに生きるように自分に言い聞かせる。公園でトレーニングをしたミルトが車に戻り、エンジンをかけると車は爆発する。

ラスたちは爆発現場を調べるが、運転席に遺体はなかった。ミルトは逃げ出し、手にケガをしただけで無事だった。ミルトは車の持ち主が自分であることを皆に隠し、ラスにだけ命が狙われたことを話す。

ミルトは犯人をかばい、ラスと秘密裏に捜査し始める。ラスは犯人が誰か教えてもらえずにイライラする。ミルトによると犯人は身長180㎝で目の下にキズがある白人男性だという。町に詳しいラスは犯人が滞在しそうなモーテルを突き止める。しかし、犯人に頭を殴られて拉致されてしまう。

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ミルトの過去が明らかに

車のトランクで気がついたラスはミルトも一緒に拉致されたことを知る。ラスは犯人が何者なのか、理由を説明するようにミルトに求める。

5年前、カリフォルニア州のマリブでミルトは西海岸一の麻薬ディーラー ロデリゴ・アセベドを逮捕するためにおとり捜査をしていた。ミルトはロデリゴが唯一信用する息子のロジャー・アセベドに近づくため、ロジャーの高校の同級生のケイシーをマリファナを買おうとした罪で逮捕。ミルトは捜査に協力するようにケイシーに強要する。

ケイシーはロジャーに近づき、クスリの取引を持ち掛ける。ロジャーに話を聞いたロデリゴは息子をクスリの取引に巻き込みたくなかったが、46㎏のコカインと聞いて気が変わる。

ロデリゴはケイシーが信用できるか確かめるため、崖に追い詰めて銃で脅しFBIが助けにこないかどうか試す。ケイシーは信用され、取引することに決定する。ケイシーは身の危険を感じ、やめたいと言い始めるが、ミルトは続けるしか選択肢はないとケイシーに思い込ませる。

ロデリゴとロジャーはケイシーと取引している現場を捜査官に取り囲まれる。ケイシーにハメられたと知ったロジャーはケイシーに銃を突き付けて人質にする。ミルトは仕方なくロジャーを射殺。

ケイシーは役目を終えて自由の身になる。迎えにきたケイシーの父親のブロックは車にひかれ、ケイシーはその車に乗っていた男たちに撃ち殺されてしまう。ケイシーの父親のブロックが今回の爆破の犯人だった。目の下のキズはひかれたときのものだった。

ミルトはふたりの高校生の死に責任を感じ、規則に固執するように。ミルトはスタンドプレーが非難されるようになり、スタンドプレーができないバトル・クリークに転属させられたことが判明する。

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ミルトはとんでもない行動に

ケイシーの父親のブロックはトウモロコシ畑で関係ないラスをトランクから降ろす。ブロックは6年もの年月をかけて、息子の死の真相を調べていた。ブロックは身分を偽って、清掃員としての経歴を積み、FBIの極秘資料の保管部屋に入り、ケイシーを死に追いやったミルトのことを突き止めていた。

一方、フォントたちは爆破された車が鋼で強化され、ヒンジも交換されていることを突き止める。ヒンジのマークから車の所有者がロデリゴだったことが判明。現在の所有者がミルトであることが分かる。

グゼヴィッチ刑事課長はラスとミルトが行方不明だと伝え、デトロイトのFBI支局に協力を求める。ミルトとブロックの関係を突き止め、ロスの免許で借りられていたレンタカーのGPSを追跡。

ミルトが撃たれそうになったときにフォントが到着する。ミルトはブロックが持っていた銃を手にし、助けに来たフォントと保安官に銃を捨てるように命じる。

ミルトは一発だけ弾を込めた銃をブロックに渡し、過ちを償うために この6年間は正しいことをしてきたとブロックを説得しようとする。しかし、ブロックはミルトを撃つ。ミルトは撃たれて倒れるが、大丈夫だと励ますラスに「わかってる」と言って笑う。

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登場人物

ラッセル・アグニュー(通称:ラス)
バトル・クリーク市警の昔かたぎの刑事。ミルトの相棒に指名される。
ミルトン・チェンバレン (通称:ミルト)
FBIのデトロイト支局からバトル・クリークの出張所に移動してきたFBI特別捜査官。ハンサムでハイテクを駆使し、捜査。何もかも完璧にこなす。
フォンタネル・ホワイト (通称:フォント)
バトル・クリーク市警の刑事。ラスと相棒だった。
グゼヴィッチ刑事課長
バトル・クリーク刑事課をまとめるボス。
アーロン・ファンクハウザー
バトル・クリーク市警の刑事。シェイリンという婚約者がいる。
エリン・ ジェイコックス (通称:E)
バトル・クリーク市警の刑事。
二ブレット
バトル・クリーク市警の刑事。トウモロコシのような歯をしている。
ホリー・デイル
バトル・クリーク市警で総務を担当している。
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オープニング曲

  • Lost to be found by Brandon Calhoon

ドラマの中で流れた曲

  • ミルトがトレーニングするときと最後に流れていた曲
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感想

復讐に燃える父親ブロックを演じていたのは、『Dr.HOUSE』でハウスの親友ジェームズ・ウィルソン役でおなじみのロバート・ショーン・レナード。

昔は誰でも信じる今のミルトとは正反対。悪人を逮捕するためなら強引で危険な手を使い、ラスに「当時のミルトと会いたいなぁ。"Why couldn't I have been working with that Milt?"」とまで言われてしまいます。

最初は麻薬ディーラーの父親の仕返しかと思われましたが、ケイシーの父親の復讐だと判明。6年もの年月をかけて真相を突き止めるとは、ものすごい執念。それにしてもディーラーの逮捕に協力して、その結果、息子のロジャーまで死んだのにケイシーをそのまま帰すのは不用心過ぎたんじゃ…。報復されるのは目に見えてた気が…。証人保護プログラムとか使ったほうが良かったのに。

ミルトは復讐に燃える父親に銃を渡すという暴挙に。結局、撃たれてしまいますが、急所はそれて助かったようですね。

『バトル・クリーク 格差警察署』は今回で最終回。残念ながらシーズン2はなく、打ち切り。

ラスとミルトの掛け合いが面白いドラマでした。

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気になったセリフをPick Up

「俺はどこへも行かん。お前は相棒だ!」
"I'm not going anywhere. You're my partner."
ラスのセリフ

ミルトに逃げろと言われたラスのセリフ。ついにミルトを相棒と認めたラス! なんだかんだ言っても、さいごはいい相棒どうしになれたようでよかったですね。

『バトル・クリーク 格差警察署』のエピソードリストと登場人物の一覧はこちらへ
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