- デビアスなメイドたち シーズン2第10話 「深まる疑惑」
- Devious Maids Season2 Episode10"Long Day's Journey Into Night "
もくじ
あらすじ- デラトゥア家
- ジャンヴィエーヴは母親に立ち向かう
- ミラー家
- ケネスはレジーの代理権を取り消そうとする
- ウェストモア家
- 息子の親権を取られたスペンスは酒におぼれる
- ヴァレンティナはイーサンが強盗だと知る
- ディーリング家
- ニコラスは鎮痛剤のせいで秘密を口走ってしまう
あらすじ
- デラトゥア家
- ジャンヴィエーヴは母親に立ち向かう
ジャンヴィエーヴの母親 ヴェルマは屋敷に居座り、ゾイラをこき使っていた。ヴェルマはジャンヴィエーヴが帰ってくるまで どこにも行くつもりはないとゾイラに宣言する。
ゾイラはスパに滞在しているジャンヴィエーヴに屋敷に戻るように説得する。
ジャンヴィエーヴはゾイラの助けを借りて、辛辣なヴェルマに立ち向かう。ジャンヴィエーヴはヴェルマが自分の怒りと不満をぶつけているだけだと指摘。
ヴェルマは胸をおさえて苦しみだすが、ジャンヴィエーヴとゾイラは傷ついたフリだと勘違い。ジャンヴィエーヴがゾイラと母親に立ち向かえたことを喜んでいると、ヴェルマは倒れてしまう。
ヴェルマは狭心症で、命に別状はなかった。それどころか、ヴェルマはERでもジャンヴィエーヴを罵っていた。ジャンヴィエーヴは母親が折れることはないと確信する。
ジャンヴィエーヴは自分より年下だが、ゾイラのことを母親のように思っていた。ゾイラはそんなジャンヴィエーヴに母親のヴェルマを見捨ててはいけないとアドバイスする。ヴェルマが毒舌を吐いても聞き流し、こちらが大人になって敬意と品格をもって接するしかないと話す。
ヴェルマは相変わらず憎まれ口ばかりたたいていたが、ジャンヴィエーヴはヴェルマがオクラホマに帰るのに付き添う。
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- ミラー家
- ケネスはレジーの代理権を取り消そうとする
代理権を持っているレジーはリビングにある20万ドルの絵を勝手に売り払おうとしていた。レジーは昔 ケネスが美術品の収集に夢中で自分と母を援助してくれなかったことを根に持っていた。
絵を売り払うと聞いたロージーはレジーが絵を売り払う気だとケネスに伝える。
レジーに不信感をおぼえたケネスがオンラインで口座を調べると金が消えていた。ケネスはレジーに委任した代理権を撤回する書類にサインしろと迫るが、レジーはケネスを病院に入れ鎮静剤で眠らせてしまう。レジーはケネスは階段を登ろうとして転んだとロージーにウソをつく。
ロージーはミゲルをケネスの孫だといつわり、孫が描いた絵を渡したいとお願い。ロージーは家族しか面会できないケネスの病室に入ることができるが、ケネスは鎮静剤で眠らされていた。ロージーは意識のないケネスに必ず助けると約束する。
その後、ロージーは高価なネックレスをレジーからプレゼントされて戸惑う。
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- ウェストモア家
- 息子の親権を取られたスペンスは酒におぼれる
スペンスは離婚弁護士から電話をもらい、ペリに息子タッカーの親権が与えられたことを知らされる。スペンスは息子と引き離されたつらさを和らげようと酒の力を借りる。スペンスは一日休みをあげるからと、カルメンもお酒に誘う。
次の日、カルメンとスペンスは飲み過ぎて、酔いつぶれていた。
スペンスは車の修理代を払うからと、またカルメンをお酒に誘う。またしても、スペンスとカルメンの二人は飲み過ぎて酔いつぶれていた。
それを見たマリソルはロージーがどう思うか考えたほうがいいと忠告する。
カルメンは話ならいくらでも聞くが、もうお酒は二人ともやめたほうがいいとスペンスに話す。スペンスはもう酒はやめると約束する。
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- ヴァレンティナはイーサンが強盗だと知る
スペンスの家を襲い、カルメンに刺されたイーサンはヴァレンティナの車で運ばれる。ヴァレンティナの自宅で、イーサンはヴァレンティナが呼んだレミに傷を縫合してもらう。イーサンはバーの喧嘩で刺されたとウソをつく。
レミは新聞で強盗事件の記事を読み、イーサンが犯人だと気づく。
レミはヴァレンティナにイーサンの逃亡を手伝ったことになると忠告する。
ヴァレンティナがイーサンに問い詰めると、イーサンは強盗を認める。ヴァレンティナは自首をすれば許すと言うが、イーサンはアレハンドロ・ルビオを殺してしまった以上、自首することはできないと突っぱねる。
イーサンに失望したヴァレンティナは車で出かける。しかし、涙を拭こうと運転しながらティッシュをとったせいで蛇行運転をしてしまい、パトカーに止められてしまう。警察官は後部座席についているイーサンの血の跡を発見する。
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- ディーリング家
- ニコラスは鎮痛剤のせいで秘密を口走ってしまう
ニコラスはひき逃げで、入院中。刑事が捜査のためニコラスの話を聞きに来るが、ニコラスは鎮痛剤を飲み過ぎて、もうろうとしていた。
マリソルが刑事が話を聞きに来たと伝えると、ニコラスは勘違いしたのか「殺す気はなかった。申し訳ない」と口走る。
マリソルはニコラスの意識がはっきりしているときに問い詰めるが、ニコラスは鎮痛剤のせいのただのうわごとだと言い張る。
疑いの晴れないマリソルは鎮痛剤を飲ませてニコラスから本当のことを聞き出そうとするが、気づかれてしまう。マリソルは本当は何があったのか教えてほしいと迫るが、ニコラスは人殺しはしていないと否定。
ニコラスを信頼できなくなったマリソルは結婚指輪を置くと、ニコラスに別れを告げて出ていく。
もくじに戻る感想
マリソルとニコラスの結婚生活は短いものでしたね。ニコラスの秘密ももう少しで明らかになりそうです。「殺す気はなかった。"I didn't mean to kill him."」と言ったことから、ニコラスが殺してしまったのは男性のようです。
海外ドラマではよく鎮痛剤を飲み過ぎてハイになったりするシーンがあったりしますが、中毒にならないか心配になってしまいます。ニコラスも薬のせいで、自分から秘密を暴露しそうに。マリソルはニコラスが犯した犯罪を突き止めることができるのでしょうか。
ジャンヴィエーヴの母親 ヴェルマは病気になっても、憎まれ口ばかり。周りは大変ですね。いくら毒舌を聞き流そうと思っても、聞いている本人は少なからず傷つくものです。それでも、母親を見捨てずにヴェルマとなんとかやっていこうとするジャンヴィエーヴ。
ゾイラがジャンヴィエーヴにしたアドバイスもためになるものでしたね。相手はどうであれ、自分は敬意と品格をもって相手に接する。実践するのは難しそうですが、相手の毒舌に振り回されたら 結局こっちの負けですもんね。それにしても、言いたい放題のヴェルマは長生きしそうです・・・。
ケネスは甥のレジーの本性に気づきますが、病院送りに。ケネスの杖を奪ったときは、それで殴り殺すのではないかとヒヤヒヤしました。レジーにはレジーなりの言い分があるようで、レジーにとってケネスの財産を奪うのは苦しいときに助けてくれなかった叔父に対する復讐のようです。
ロージーがミゲルを利用して面会を取り付けたのは さすがでした。子供にあんな風に「おねが~い"Please?"」なんて言われたら、誰だって折れちゃう・・・。あざとい・・・。
ついにミラー家にはレジーとロージーとミゲルだけになってしまいました。レジーとまだ一応恋人同士のロージー。レジーの策略を止められるといいですね。
ヴァレンティナが警察に捕まったことによって、イーサンが強盗だということもバレてしまいそうです。自首が最善の選択だとわかっていても、アレハンドロが死んでいることを考えると たとえ高校生で自分が撃っていなくても重い刑が・・・。
「正しい選択肢はあったのに、間違った選択ばかりしつづけてる。 "You've always had choices. You just keep making the wrong ones."」 というヴァレンティナの言葉がイーサンに届いて、自首してくれるといいですね。
「デビアスなメイドたち シーズン2」はあと3話。どんな結末が待っているのか楽しみです。
もくじに戻る気になったセリフをPick Up
- 「みんな 秘密を話したい。背中を押すものさえあれば」
" We all want to tell the truth. Some of us just need a crutch." お酒ではなく鎮痛剤でも本音が聞けるのかとマリソルが尋ねた時にカルメンが返した言葉。お酒も鎮痛剤も使いようによっては、危険な秘密自白剤に!