- 『リベンジ』シーズン4 第17話 「喪失」
- Revenge Season4 Episode17 "Loss"
あらすじ
ヴィクトリアは遺産を研究所建設に使う
ヴィクトリアは相続した遺産を病院に寄付。「ダニエル・グレイソン研究所」を建設して、ダニエルの名誉を回復しようとする。しかし、病院の理事の1人が反対票を投じたため建設が承認されない。
ヴィクトリアは最初エミリーが反対したと思い込むが、反対票を入れたのはマルゴーだった。 ヴィクトリアが「ダニエル・グレイソン研究所」の起工式で、マルゴーがダニエルの子どもを妊娠していると公表すると言ったことが反対の理由だった。
マルゴーはお腹の子の人生を守ろうと、父親のダニエルの名誉が傷ついたまま妊娠を公表することを拒む。 ヴィクトリアは妊娠を公表しないと約束。マルゴーは研究所の建設に賛成する。
もくじに戻るライマンの死は事故として処理される
崖下でルイーズの兄 ライマンの遺体が見つかったと警察官のベンが伝えにくる。ルイーズは泊まりにきたライマンがひどく酔っ払っていたと証言。ライマンがノーランのPCのデータを盗んで、もみ合いになり崖から落ちたことは隠し通す。
ライマンの死は事故として処理される。ルイーズはノーランだけに真相を打ち明ける。
もくじに戻るジャックの血液サンプルが消えてしまう
マルゴーの策略で、ジャックはアルコールを飲んでいなかったのに飲酒運転で逮捕されてしまう。アルコール検知器の結果はおかしいとジャックは血液検査を要求。しかし、ジャックの血液サンプルは鑑識のラボで紛失していた。
エミリーはジャックの母親で弁護士でもあるスティーヴィーを呼び寄せる。スティーヴィーはジャックの弁護をして、ジャックは保釈される。しかし、子どもを乗せて飲酒運転をしていたと思われたジャックは、父親としてふさわしいかソーシャルワーカーの評価を受けることになってしまう。
ソーシャルワーカーのトニー・ヒューズは、20年監禁されていた祖父 デヴィッド・クラークと元アルコール依存症の祖母 スティーヴィー、ビーチクラブのバーで子育てしていることを問題視する。ノーランはトニーにジャックは良い父親だと反論する。
裁判で飲酒運転をしていなかったことを証明するため策を考えていると、ジャックはバーテンダーをしていたときに飲んでいたジュースに何か混入されたのではないかと考える。ビーチクラブの防犯カメラにはマルゴーの手先のジェームズがジャックのグラスに近づいた様子が映っていた。しかし、ジュースに混入するところは死角になっていて、肝心なところは映っていなかった。
もくじに戻るマルゴーと組んでいたのは判事だった
エミリーはジェームズの家に侵入。接着剤のアセトンを発見する。ジャックのジュースに混入されたのはアセトンだった。ジェームズを打ち負かしたエミリーは、ジャックの血液サンプルを取り返す。
エミリーはその血液サンプルを鑑識のラボで見つかったことにしてほしいとベンに頼む。
しかし、ノウルズ判事は頑として血液サンプルを証拠として認めなかった。スティーヴィーはノウルズ判事がマルゴーと手を組んでいると確信。ノウルズ判事は再選を狙っており、マルゴーがCEOを務めるルマルシャル・メディアから賄賂を受け取っていた。
ノーランはビーチクラブに来ていたノウルズ判事にアセトンを混ぜた水を飲ませる。そして、ジャックと同じように飲酒運転だとしてアルコール検知器にひっかかったノウルズ判事をエミリーは脅す。ジャックの血液サンプルを証拠として認めて起訴を取り下げないと、賄賂を受け取っていることをバラすと脅迫する。
その結果、ジャックの起訴は取り下げられる。
ソーシャルワーカーのトニーはノーランに謝りにやってくる。ノーランに好意を抱いていたトニーは、結婚指輪を見て、身を引こうとするが、ノーランはこれには長い理由があると言ってお酒に誘う。
もくじに戻るエミリーはマルゴーに和解を申し入れるが…
エミリーはジャックとカールが引き離されることがなくなり、安心する。エミリーはマルゴーがこれ以上手を出さないようにやり返すつもりだったが、デヴィッドに復讐の連鎖を止めるように説得される。
エミリーはマルゴーに和解を申し入れる。しかし、マルゴーはダニエルが死んだ真相を公表しろと言い、ほかの人を守るため真相を公表できないエミリーと言い合いに。
エミリーはほかの方法でダニエルの名誉を回復しようと提案。和解が本気であることを示すため、本物のアマンダ・クラークの出生証明書を渡す。道でタクシーを拾おうとしていたマルゴーは、向かってきたタクシーにはねられてしまう。病院まで付き添ったエミリーは渡した出生証明書を回収していた。
マルゴーは無事だったが、お腹の子を亡くしてしまう。ヴィクトリアは何があったのか、マルゴーから事情を聞き出す。マルゴーはエミリーに突き飛ばされたとウソをつく。
もくじに戻る登場人物
- エミリー・ソーン
- 本名 アマンダ・クラーク 父親 デヴィッド・クラークの復讐をするためグレイソン家を攻撃。シャーロットは腹違いの妹。
- ノーラン・ロス
- エミリーを支える友達。父親のデヴィッドも友達だった。元IT会社のCEOで、テクノロジーを駆使してエミリーの復讐をサポート。
- デヴィッド・クラーク
- エミリーの父親。コンラッドにテロリストの汚名を着せられ、刑務所に。10年前に死んだと思われていた。シャーロットの父親でもある。
- ジャック・ポーター
- エミリーの幼馴染。警察官で、ストアウェイ・バーを経営していた。亡くなったアマンダとの子ども カールを育てるシングルファーザー。
- ベン・ハンター
- 警察官で、ジャックの相棒。
- ヴィクトリア・グレイソン
- コンラッドに協力し、デヴィッドをテロリストに仕立て上げた。デヴィッドとは愛人関係にあった。エミリーの一番の復讐のターゲット。シャーロットとダニエルの母親。
- シャーロット
- ヴィクトリアとデヴィッドの娘。
- ダニエル・グレイソン
- ヴィクトリアとコンラッドの息子。エミリーと結婚するが、離婚。
- ルイーズ・エリス
- ヴィクトリアと精神病院で同室に。退院してから、ヴィクトリアに近づこうと画策。
- マルゴー・ルマルシャル
- 「ルマルシャル・メディア」を父親 パスカルから継ぐ。ダニエルとは幼馴染。
感想
ジャックの母親 スティーヴィーが登場。シーズン3でも登場していました。確かコンラッドの最初の妻でしたね。
無事にジャックの救出に成功したことには一安心。しかし、マルゴーのウソでヴィクトリアの復讐心に再び火がついてしまったようなのが心配です。 せっかく和解をしようとしていたのに、悪い方 悪い方へと進む運命のようです。復讐の連鎖は永遠に終わらないというか、このドラマのタイトルがリベンジですから もう復讐を終わらせる気がないということですかね。
ドラマも後半戦、最後はやはりエミリーvs.ヴィクトリアという因縁の対決になる？？
ライマンの死はあっさり幕引きされました。酔った勢いで転落死したと片付けてられて、おしまい。この事件が尾を引くことはあるのでしょうか。
接着剤でもあるアセトンをジュースに混入されていたジャック。ものすごく身体に悪そう。ちなみに、種類によってはアルコール検知器がアセトンに反応することは実際にあるようです。
ノーランには新しい恋人ができそうな予感。最後はノーランにも幸せになってもらいたいものです。
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- ノーラン語録
- 気になったノーランのセリフをまとめてみました。
- 「エミリーを怒らせたら、痛い目にあうからね」 "Well, you mess with Emily, you get the thorns."
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「ハンサムで いい人みたい。僕がそのノーラン・ロスだけど」
"Oh.Wow.Good-looking and a good heart.
In that case, yes, I am Nolan Ross."
- 「ジャックが息子を愛するように、僕の父が僕を愛してくれてたら良かったのにって心から思うよ」 "I wish my father had cared for me with the love and devotion that Jack has for his son."
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「判事、隠れファンから贈り物ですよ」
A gift from a secret admirer, Your Honor.
- 「あのモンスター・ママに会うのは嫌だけど、お兄さんの葬儀なんだし」 Look, I don't want to see the monster-in-law, either, but it is your brother's funeral.
リベンジ シーズン4<ファイナル>
