- 『リベンジ』シーズン4第1話 「再生」
- Revenge Season4 episode1 "Renaissance"
もくじ
これまでの「リベンジ」は… (Previously on "Revenge")
ジャックはシャーロット誘拐の容疑で逮捕される。
ダニエルはマルゴーの補佐となるが、マルゴーの弟ギデオンにクスリの過剰摂取で死んだ赤毛の女との写真を撮られ、脅しのネタをつかまれる。
アマンダの父 デヴィッド・クラークは、実は生きておりコンラッド・グレイソンを刺し殺す。
ヴィクトリアは、エミリーがアマンダと気づくが、エミリーは病気による妄想だと精神病院へ閉じ込める。
もくじに戻るコンラッドの死から半年後…
ヴィクトリアは精神病院でグループセラピーを受けていた。憎んでいるエミリーのことを許すと言って、正気を取り戻したように見せかけるヴィクトリア。
そこに、場違いなドレスを着た女性が入ってくる。その新しい入院患者のルイーズは、母親にだまされて入院させられていた。一緒に逃げようというルイーズ。
ルイーズの大きな衣装ケースを見たヴィクトリアは逃げ出す方法を思いつく。 入院患者のものは全て没収されることを利用することにする。
ヴィクトリアは入院患者の友達 フィリスをルイーズの衣装ケースの中に隠れさせる。職員しか入れない場所に衣装ケースが置かれると、フィリスがケースから出て火災警報器を鳴らす。
火災警報器が鳴ったことで閉鎖されている施設のドアは、火事から逃げるため開放される。スプリンクラーから水が降る中、ヴィクトリアは脱出に成功。しかし、ルイーズは逃げ遅れてしまう。
フルトン バードケージ 長傘デヴィッドは、コンラッド殺害に協力してもらった看守に潜伏している小屋から出て、サウスハンプトンにやり残したことを終わらせに行くと告げる。
もくじに戻るジャックは警察官に
ジャックはシャーロット誘拐の容疑で逮捕されるが、釈放。警察官になっていた。相棒はベン・ハンター。先輩警察官のベンは警察官に大事なことをジャックに教える。
ジャックは相棒のベンとメモリアルデーのパーティーにやってくる。ベンは豪華なパーティーにびっくり。
ジャックが屋敷の中を案内していると、ギデオンとシャーロットがクスリをやっていた。逮捕しようとするベンに、シャーロットは義理の妹だから見逃してくれと頼む。 シャーロットはジャックが自分を誘拐したにもかかわらず、警官になったことに不満だった。
ジャックはクスリにハマるシャーロットを心配。ノーランに、ギデオンがシャーロットにクスリを渡していると話す。
ギデオンが危ないやつだと知っているノーランは、ギデオンの姉 マルゴーに忠告。赤毛の女のことをダニエルに聞けと話す。
もくじに戻る金欠のダニエル
ダニエルは、ギデオンに赤毛の女のことで脅され、マルゴーの補佐を辞めていた。コンラッドがテロの犯人だと世間に知れ渡り、グレイソンの名は地に落ちていた。
家計は火の車にもかかわらず、ダニエルはホテルのペントハウス暮らし。車などの財産を切り売りしてなんとか生活していた。
マルゴーに赤毛の女について聞かれたダニエルは、ギデオンが自分をハメて、マルゴーの補佐を辞めざるを得なかったと告げる。
もくじに戻る復讐依存症のエミリー
エミリーはグレイソン邸を買い取っていた。改装し、ヴィクトリアらしさを全て消し去ることに成功。メモリアルデーのパーティーで新しくなった屋敷をお披露目しようとしていた。
グレイソン家への復讐が終わり、今年は気楽に夏を楽しむというエミリー。ノーランの新しい車を運転しようとするが、後ろの車にぶつけてしまう。ぶつけられて怒った車の持ち主 ナンシー。エミリーは修理代を払うからと、メモリアルデーのパーティーにナンシーを招待する。
メモリアルデーのパーティーでは、船の命名式も行われる予定。船の持ち主 デニスは新しい船に妻 ジェニファーの名前をつけるという。前の船は勝手に乗り回した船長によって事故を起こし、ぶつかった漁船に乗っていた男性が1人亡くなっていた。
エミリーはグレイソン邸のバルコニーから、住んでいた海辺の家を眺め、ヴィクトリアに殺されたエイダンのことを思い出す。海辺の家の中に人影を見た気がしたエミリーは、様子を見に行く。誰もいないと思ったエミリーだが、デヴィッドが物かげから様子を見ていた。
メモリアルデーのパーティー当日。ナンシーも車の修理代を受け取りにやってくる。そして、船の命名式が行われる。ジェニファーと名付けられるはずの船には、ヴァレリーと書かれていた。
激怒するジェニファー。ヴァレリーとは夫 デニスの愛人の名前だった。ナンシーを見つけ、気の毒に思ったジェニファー。デニスが愛人といちゃつくのに忙しく漁船とぶつかり、ナンシーの婚約者が亡くなったと暴露する。
ナンシーは動揺。エミリーは真犯人が罰を受けると慰める。しかし、ナンシーは愛する人は二度と戻っては来ないと告げる。エミリーは自分にも愛する人は戻ってはこないと思い知らされる。
ノーランはこれがエミリーが仕組んだことだと すぐに見抜く。エミリーは復讐に依存していた。
パーティー後、グレイソン邸に精神病院から逃げたヴィクトリアが訪ねてくる。ヴィクトリアは、今度は私が復讐する番だとエミリー(アマンダ)に宣戦布告。復讐に飢えていたエミリーは内心うれしく思う。 帰ろうとしたヴィクトリアはデヴィッドに薬を嗅がされ、連れ去られる。
もくじに戻るまめ知識
- メモリアルデー(戦没者追悼記念日)
- アメリカの祝日。5月の最終月曜日。戦争によって亡くなった軍人を追悼する日。アメリカでは夏の始まりと考えられている。
- 「また雨が降るらしい。嫌がらせみたいに毎日降る。いっそ首をくくろうか」
--アントン・チェーホフ - ヴィクトリアが入院患者のオルガに引用したチェーホフの言葉。「可愛い女」という作品の登場人物クーキンのセリフ。
- 「トワイライト・ゾーン」
- ジャックがメモリアルデーのパーティーを表現するのに使った。 アメリカで1960年代頃に放送されたテレビドラマ。奇妙なこと、超常現象などを題材にしたSFドラマ。 「世にも奇妙な物語」ようなドラマ。
感想
コンラッドが死んでから半年後という設定で始まったシーズン4。一番の変化は、ジャックが警察官になっていたこと。シーズン3でシャーロットの誘拐で捕まっていたので、どうなることかと思っていたら、いきなり警察官になっているのでびっくり。
エミリーは復讐が終わって、幸せになれると思いきや、復讐依存症に…。人生の大半を復讐に費やしてきたから、しょうがないかも。復讐のスリルと復讐した後のスッキリ感は、クセになりそうですよね。依存症になるのもわかる気がします。
エミリーは勝手に人の復讐までして、人を殺さない「必殺仕事人」みたいになるのかと心配しました。でも、ヴィクトリアが戻ってきたことで、エミリーとヴィクトリアの女同士の戦いが見られそうです。
生きていたデヴィッドは、サウスハンプトンに何をしに来たのかも気になります。女同士の戦いに巻き込まれそう。
シーズン4はどんな展開になるのか、楽しみです。
もくじに戻るエミリー watch
- ファッション
- エミリーがメモリアルデーのパーティーで着ていたドレスは、Carolina Herrera(キャロライナ・ヘレラ)がデザインした Floral Jacquard Full-Skirt Dress 。 スカートの部分がふわっとしていてかわいい。
- 印象に残ったエミリーのセリフ
- 「あんたの言う通り、私は依存症ね。復讐に飢えてて、体の一部になってる。復讐のない人生は望んでないのかも。」 "Like you said, I'm an addict. That thirst has become a part of me. I don't know who I am without it. Maybe I don't want to."
ノーラン watch
- ファッション
- ノーランがメモリアルデーのパーティーに着ていたスーツは、イギリスのブランド TopmanのTurquoise Nest Print Skinny Suit 。 もはやノーランしか着こなせる人がいないのでは ないかと思えるデザインのスーツ。何を着ても似合うノーランはすごい！
- ノーラン語録
- 気になったノーランのセリフをまとめてみました。
- 「成長だね。赤いXつけずに、トラブル解決した」 "Look at you solving conflict without a red sharpie."
- 「ハンプトンのクイーンに欠かせないものは玉座だ。そして、これはお抱えの道化師も座れる」 "Every queen of the Hamptons needs her throne. And this one even has room for her jester."
- 「君は雪の結晶。すごくかわってて、血に飢えた雪の結晶」
リベンジ シーズン4<ファイナル>
