デビアスなメイドたち シーズン1第12話 「迫られた決断」 ネタバレ注意!

  • デビアスなメイドたち シーズン1第12話 「迫られた決断」
  • Devious Maids Season1 "Getting Out the Blood"
デビアスなメイドたち
あらすじ

ルビオ家
アレハンドロがゲイだとゴシップサイトに写真付きで載ってしまう

カルメン、マリソル、ロージーはランチを食べようとカフェに来ていた。メニューを見ているとカルメンをじっと見つめる男が。カルメンに気があると思いきや、その男性は「セレブ・ニュース"Celebrity Dirt online"」という最低なゴシップサイトの記者だった。

そのザック・ファウラーという記者は、アレハンドロがゲイだということをメイドのカルメンに確かめようと しつこくつきまとう。カルメンはノーコメントを貫き、3人で立ち去ろうとすると、記者のザックは情報に1万ドル払うとカルメンに話す。金欠のカルメンはその話にこころが揺れる。

カルメンは、アレハンドロがゲイだとバレても大丈夫か探りを入れる。

デビアスなメイドたち カルメン「きっとゲイの中のゲイになれる。ゲイ能人だし」
*belle of the ball:パーティーの華 華のある美しい女性のこと

アレハンドロはゲイだとバレたら、歌手としてのキャリアが危うくなり 立ち直れないとカルメンに告げる。

ゲイだということを隠して、恋より歌手としての成功を選んできたアレハンドロは、カルメンも恋より成功を優先するタイプだから歌手として成功すると言う。成功していても孤独なアレハンドロにカルメンはさみしさを感じる。

ある日、サムがスーツ姿で屋敷に戻って来る。カルメンにもうすぐ研修が終わり、音楽業界のエージェントになれると話す。サムはカルメンのエージェントとなり、カルメンが歌手になる夢を叶えようと思っていた。

成功しても孤独なアレハンドロを見たカルメンは、スターになるより大事なのはサムだと気付いたと告げる。喜んだサムはカルメンに一緒に住もうと提案する。

次の日の朝、キッチンでカルメンと下着姿のサムがしゃべっていると、下着姿のアレハンドロが起きてくる。 カルメンとサムは一緒に暮らすことをアレハンドロに報告。アレハンドロは2人を祝福、お祝いにカルメンにシャンパンをとって来るように言う。

2人になった下着姿のサムとアレハンドロは、お祝いのハグをする。しかし、不法侵入したゴシップ記者のザックが、その場面を写真にとっていた。なんとかカメラを取り戻そうと追いかけるが逃げられてしまう。

「セレブ・ニュース"Celebrity Dirt online"」というゴシップサイトに写真が載り、アレハンドロはゲイだということが広まる。アレハンドロの広報は、アレハンドロはゲイだということをもみ消すため、女性と結婚させようと考える。アレハンドロは信頼できるぴったりの女性がいると言って、笑みを浮かべる。

ルビオ家の登場人物
  • アレハンドロ・ルビオ
            (世界的ラテン歌手 )
  • カルメン
            (ルビオ家のメイド)
  • サム 
          (アレハンドロの元側近)
  • オデッサ
            (義足のメイド長)
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パウエル家
エヴリンはエイドリアンとの離婚を決意

ベッドで眠るエイドリアンは夢の中で、殺されたフローラとセクシーにダンスを踊っていた。妻 エヴリンの抱きついてきた手に驚き、エイドリアンは目を覚ます。エヴリンは興奮していたエイドリアンと触れ合おうとするが、断られる。

エヴリンとジャヴィエーヴがお茶を楽しんでいると、ジャヴィエーヴはパウエル家で婚約パーティーを開きたいと話す。エヴリンは婚約パーティーを開くことを受け入れる。

エヴリンは同じ人と2度目の結婚がどんな感じか、ジャヴィエーヴに聞く。ジャヴィエーヴは歳に関係なく、情熱的に愛し合っていることを話す。

エヴリンは、エイドリアンに純資産はいくらあるのか聞き出す。1億ドルと答えたエイドリアンは、なぜそんなことを聞くのかエヴリンに尋ねる。

エヴリンは離婚したら、いくら貰えるか計算すると答える。エヴリンはエイドリアンと離婚して、自分を大事にして、愛してくれる男性を見つけると決意していた。

パウエル家の登場人物
  • エヴリン・パウエル
            (エイドリアンの妻)
  • エイドリアン・パウエル
            (エヴリンの夫)
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ウェストモア家
ロージーはメキシコにいた息子ミゲルと再会

スペンスが出張から帰ってくる。出張先でロージーから一緒になりたいと電話をもらっていたスペンス。 ロージーに指輪を渡し、プロポーズする。ロージーは誰にもわからないように、ネックレスにその指輪をつけることに。

ペリが仕事から帰ってきて、ロージーに息子のミゲルをメキシコから連れてくると発表する。ロージーは嬉しくなりペリにハグして、お礼を言う。

ペリが息子のミゲルをメキシコから連れて来てくれると知ったロージーは、うれしさと共に罪悪感にさいなまれる。息子を連れ来てくれるペリに恩を感じたロージーは、スペンスとは一緒になれないと指輪を返す。

次の日、ペリはメキシコへ行くための準備をしていた。スペンスはペリがロージーの息子を連れてくることで恩を感じたロージーが、自分から離れていくのを阻止しようとする。

スペンスはペリに密入国は違法だと言い、合法的に連れてくるため弁護士を雇って段取りを整えてから、連れて来るべきだと主張。 それだと何ヶ月もかかるとペリは反対。ロージーを味方につけたいペリは、自分がロージーの息子を連れて帰ると言い張る。

ペリとロージーの息子ミゲルが帰ってくるのを待つ間、スペンスはロージーにペリとは離婚すると告げる。ロージーは、大事な息子を連れて来てくれるペリを裏切ることはできないと話す。

ペリとミゲルが屋敷に到着し、ロージーとミゲルは感動の再会をする。ペリはスペンスがメキシコからミゲルを連れてくるのを反対したとロージーに話してしまう。ロージーはそれを聞いて、スペンスに不信感を持つ。

ウェストモア家の登場人物
  • ペリ・ウェストモア
            (スペンスの妻・女優)
  • スペンス・ウェストモア
            (ペリの夫・俳優)
  • タッカー
            (ペリとスペンスの子ども)
  • ロージー
            (ウェストモア家のメイド)
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デラトゥア家
レミは父親に失望し、アフリカにボランティアへ

レミとフィリップは、フローラのことについて話し合う。レミは弁護士事務所でDVDが見て、父親のフィリップがフローラを殺したと疑っていた。警察に通報すると言うレミに、フィリップはフローラを殺していないと誓う。

レミはDVDで知った、フィリップがフローラを暴行したのは本当か尋ねる。フィリップはエイドリアンにフローラを紹介された。フローラはフィリップがレミの父親だと知って、寝るのを拒否。しかし、フィリップはしょう婦は断ることはできないと無理矢理 関係をもっていた。レミは父親がフローラを暴行したことが事実と知り、ショックを受ける。

レミはヴァレンティナに家を離れて、いいことをしたいと告げる。そして、「希望と医療"Hope And Medicine"」というパンフレットを渡す。

発展途上国で病院をつくるボランティアでアフリカに行くから、ヴァレンティナも一緒に来てほしいと話す。

ヴァレンティナはゾイラに、レミと一緒にアフリカへ行くと伝える。1年もアフリカに行くと聞いたゾイラは反対。ヴァレンティナにはデザインの学校に行って、夢を叶えてほしいと頼む。しかし、レミを愛しているヴァレンティナはアフリカについていく決意を固めていて、聞く耳を持たない。

アフリカへ行く荷造りをしているレミに、ゾイラはヴァレンティナを愛しているならアフリカに連れて行かないでとお願いする。小さい頃からのヴァレンティナの夢であるデザイナーになるため、ヴァレンティナには学校へ行ってほしいとレミに話す。レミは1人でアフリカへ行くことに。

ゾイラは自分が書いた手紙を書き写して、置いていってくれればいいと言う。その置き手紙には、レミがヴァレンティナを置いていく理由が書かれていた。

レミはヴァレンティナにうらまれると心配するが、ゾイラは1年後レミがアフリカから帰ってきたら、自分が仕組んだことだとヴァレンティナに打ち明けると約束する。

デラトゥア家の登場人物
  • ジャンヴィエーヴ・デラトゥア
            (レミの母親)
  • レミ・デラトゥア
            (ジャンヴィエーヴの息子)
  • フィリップ・デラトゥア
          (ジャンヴィエーヴの元夫・
           レミの父親)
  • ゾイラ
            (デラトゥア家のメイド)
  • ヴァレンティナ
            (ゾイラの娘・
           デラトゥア家のメイド)
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スタッポード家
フィリップに命を狙われるマリソル

マリソルとロージーはデラトゥア家のゾイラを訪ねる。そこでマリソルは、ゾイラからレミが父親を殴ったことを聞く。マリソルは、それがレミがDVDを見た後のことだと知る。マリソルは飾られていた写真にフィリップを見つける。

テイラーはジャヴィエーヴとフィリップの婚約パーティーがパウエル家で開かれると聞き、気まずい。マイケルがエイドリアンを殴ってから、ずっと会っていないからだ。

マリソルは出席しなければいいと言うが、弁護士マイケルの大口顧客のフィリップの婚約パーティーには出席しなければいけないと話す。マリソルはフィリップの話が出たことに反応し、もっとフィリップのことを聞き出そうとする。 マイケルにマリソルを見張るように言われていたテイラー。マイケルに電話し、マリソルがフィリップのことを探っていたと報告する。

フィリップの書斎。マイケルはフィリップにマリソルの写真を渡し、マリソルがフィリップのことを嗅ぎ回っていると警告する。マイケルは私立探偵を使い、マリソルの正体を突き止めることに。

フィリップは怪しげな倉庫内で男 アルと接触。マリソルの写真を渡すと、報酬を出すから、この女を片付けて欲しいと依頼する。

マイケルはフィリップに、マリソルは逮捕されたエディ・スアレスの母親だとわかったと知らせる。マイケルは弁護士としてフィリップにフローラの死は事故で、正当防衛だったと検察と取引した方がいいと忠告。しかし、フィリップはもう手は打ってあると話す。

それがどんな意味か気付いたマイケル。命が狙われているマリソルに遠くへ逃げるように伝える。 マリソルは荷物をまとめ、タクシーに荷物をのせる。外ではフィリップが雇ったアルがマリソルを銃で狙っていた。

妊娠中で、疲れて休んでいたテイラーは騒ぎを聞き、起きてくる。マイケルからマリソルの正体を聞き、命が狙われていると知ったテイラーは、追い出すのではなく、ここでマリソルを守った方がいいとマイケルを説得。

タクシーからマリソルの荷物をおろそうとテイラーは外に出る。マリソルと同じ黒い色の服を着ていたテイラーは、マリソルだと人違いされ、銃で撃たれてしまう。

スタッポード家の登場人物
  • テイラー・スタッポード
            (マイケルの妻 )
  • マイケル・スタッポード
           (テイラーの夫・弁護士)
  • フローラ
            (パウエル家で殺されたメイド)
  • マリソル
            (スタッポード家のメイド)
  • エディ
            (マリソルの息子・
       フローラ殺害で逮捕される)
  • オリヴィア・ライス
            (マイケルの前妻)
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感想

アレハンドロがゲイだとネットで広まってしまいました。なんでアレハンドロとサムが下着姿で登場したのかと思えば、あのハグ写真につながるんですね。あのゴシップサイトの記者は、写真を撮るために不法侵入までしてくるなんて油断も隙もありません。でも、カメラを奪いとろうと、下着姿のアレハンドロがカメラをひっぱり合う姿は滑稽でした。

最後に、アレハンドロがゲイだということを もみ消すために結婚すると言っていましたが、やっぱり相手の女性はカルメン?せっかくサムと暮らすことになったのに、大変なことに巻き込まれそうな雰囲気です。

ついにエヴリンはエイドリアンと離婚することを決意したようです。いままで離婚しなかったことの方がある意味 驚き。エイドリアンの「愛してるよ。でも、触りたくないだけ("I love you.I just don't want to touch you.")」というセリフと言い方が…。

エイドリアンのセリフ

スペンスとロージーはようやく、幸せになれるかと思いましたが、そんなにすんなりとは行かないようです。ペリに恩を感じる気持ちとスペンスを愛している気持ちの板挟みでロージーも大変ですね。 ペリがロージーの息子を連れてきたのは、ロージーのためというより自分のためのような気が…。 この三角関係はいつまで続くのでしょう?

レミには、フローラを殺していないと誓っていたフィリップ。でも、マイケルの話やマリソルを殺そうと依頼したことから、フィリップがフローラを殺したのは間違いなさそうです。フィリップがフローラを殺す動機は ・レミの子どもを妊娠していた ・自分がフローラを暴行したことでゆすられていた ことの2つ。

マリソルの身代わりでテイラーが撃たれてしまいました。お腹のあたりを撃たれていたので、お腹の赤ちゃんは大丈夫?

「デビアスなメイドたち」シーズン1はあと1話。いったいシーズン1は、どんな結末を迎えるのか楽しみです。

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まめ知識

デビアスなメイドたち
skeleton  in  the closet
ロージーが「叩けばボロが出る」と言って、マリソルに「叩けばほこりが出る」だと訂正されたセリフ。

英語では、
ロージー "They have skeletons in their basement?"
マリソル " Closet."
となっていました。

skeleton in the closet というのは直訳すると「クローゼットの中のガイコツ」 

慣用句で「世間や他人に知られたくない家庭内の秘密や恥」を意味するそう。

ちなみにロージーが間違っていた部分"basement"は地下室という意味。確かに「クローゼットの中のガイコツ」より 「地下室の中のガイコツ」の方が、いかにも秘密が隠されている感じがします。

なぜ「クローゼットの中のガイコツ」なのかというと…

何ひとつ苦労の種がないと思われていた婦人が, 実は毎夜戸棚の中においてある骸骨にキスをするように夫から命じられていたという話(Weblio 辞書 より)

からだそう。どんな夫だよ!とツッコミたくなりました。

英語にも面白い慣用句があるんですね。ちょっとだけ勉強になりました。
デビアスなメイドたち シーズン1のエピソードリストはこちら
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